日本ハムにトレードで巨人から移籍した矢野と須永(浦和学院高出)が11日、札幌ドーム内で記者会見し、勝負強い打撃が持ち味の矢野は「若い選手に負けず、ちょっと引いたところでも見られるようにしたい」と力強く意気込んだ。
同席した栗山監督は12日のDeNA戦で先発に起用する方針を示した。
日本ハムに5年ぶりに復帰した須永は、手薄な左の中継ぎとして期待される。「チャンスだと思っている。早く札幌ドームで投げられるように頑張る」と抱負を語った。
(埼玉新聞)
◇日本ハム須永5年ぶり古巣、同い年宮西とハグ |
2対2の交換トレードで巨人から加入した日本ハム須永英輝投手(29)が、同級生との熱い再会で決意を強くした。
11日に札幌ドームで、矢野謙次外野手(34)とともに入団会見に出席。左腕不足のチーム状況に合った存在として、5年ぶりに古巣に帰ってきた。
ロッカールームでは元チームメートらを中心に「おかえり」と温かい声をかけてもらった。中でも同い年の宮西とは「(ゆっくり会話する)時間もなかったので、ハグしました」と笑顔。栗山監督は「左投手は本当に課題。宮西、石井がいますけど、そこに入ってくれると思う」と大きな期待を寄せていた。
(日刊スポーツ)
◇須永一問一答「また新たな気持ちで」 |
巨人から日本ハムへトレード移籍した須永英輝投手(29)が11日、矢野とともに札幌D内での入団会見に臨んだ。日本ハムへは5年ぶりの復帰となる。
―今の心境は?
「僕は5年ぶりに戻ってくることになりましたが、また新たな気持ちでやりたいと思っています。チャンスと思っているので、1日でも早く札幌Dで投げられるようにしたい」
―日本ハムを外から見た印象は?
「相変わらず元気で雰囲気のいいチームだなと感じています」
―どんなパフォーマンスを見せたいか?
「気持ちを全面に出して戦っていきたいと思います」
―ファンからはどう呼んでもらいたいか?
「…須永で」
―日本ハムファンの印象は?
「温かくて元気づけられる声援。ファンの期待に応えられるようにしたいです」
―巨人での4年間をどう生かしたいか?
「巨人は競争が激しかった。そこで生き残らないといけない。プレーだけでなく、そういう意識を持ってやりたい」
―もうチームメートとは話したか?
「ロッカーでは『おかえり』と声をかけてもらいました。同級生に宮西がいる。今日はあまり話す機会はなかったんですが、ハグしました」
―ファンへメッセージを。
「今日からファイターズの一員になったので、しっかりチームに貢献できるようにしたいです」
(スポーツ報知)