東京六大学の秋季リーグ戦は27日、第3週の3回戦が東京の神宮球場であり、立大が早大に勝って、二つ目の勝ち点を挙げた。
二回、佐藤竜(4年、国学院久我山)のソロ本塁打で先制。三回、佐藤拓(4年、浦和学院)の適時三塁打などで3得点。終盤に追い上げられたが、チームで14安打10得点と打ち勝った。佐藤拓は3安打を放ち、リーグで32人目となる通算100安打まであと5とした。
立大・佐藤拓、100安打へ好調
通算100安打を目指す立大の佐藤拓が好調だ。「チームのためにと思ってやっているのがいい結果につながっていると思う」と話した。この日は、3度の二塁に走者を置いた場面すべてで安打を放った。「打つべき球を打てている。安打数は周りから言われるが、終わってみたら達成していたぐらいでいい」と充実感を漂わせた。
(朝日新聞)
立大の佐藤拓、快挙へあと5
立大の佐藤拓が3安打で勝ち点奪取に貢献した。1-0の三回1死二塁では、3ボールからの4球目をたたき適時三塁打。「甘く来たら仕留めようと狙っていた」との積極的な姿勢でチームを勢いづけ、その後の2本も走者を得点圏に置いての好打だった。
通算100安打まで残り5本。先輩の大城(現オリックス)が昨年達成して以来、リーグ32人目となる快挙が近づいている。「数字は気にせず、チームが勝つためにやりたい」。個人記録よりも勝利を求めてプレーに集中している。
(時事通信)
立大・佐藤拓、100安打あと5 DeNA「指名は十分ある」
3回戦1試合が行われ立大が10-7で早大を下し、2勝1敗で勝ち点2とした。プロ志望届を提出している佐藤拓也外野手(4年)が3安打2打点と活躍。リーグ通算95安打とし、大台達成へカウントダウンに入った。
六大学を代表するリードオフマンが、勝ち点奪取に導いた。14安打10点と爆発した打線の中で、佐藤拓が輝きを放つ3安打2打点。「チームのためにやった結果が安打につながった」と話した。
浦和学院時代は投手兼中堅手として3度の甲子園を経験し、高校日本代表に選出された。立大でも1年春からリーグ戦に出場。大学日本代表に3度招集され、実力と経験値は大学トップクラスだ。プロ志望届を提出済みで、視察したDeNA・吉田孝司スカウト部長は「三拍子そろっているし、指名は十分ある」と評価する。通算100安打まであと5。「周りにはあと何本と言われてありがたいが、まずはチームのために打つ」と言い切った。
(スポニチ)