秋季県高校野球大会は25日、県営大宮など3球場で3回戦8試合を行い、8強が決定する。来年の春季県大会のシード権獲得が懸かる試合は、熱戦が期待される。
好ゲームが予想されるのは、ともに打線が好調な上尾-昌平。Aシードの昌平は、2回戦で本塁打1本を含む長打4本を放った5番吉野哲に注目だ。上尾は打線のつながりがいい。川口市立と熊谷工は、ともに2回戦を延長の末に突破して勢いに乗る。11年ぶりに16強入りした川口青陵は、2回戦で今夏の全国高校選手権埼玉大会4強の大宮東を破った埼玉栄との一戦に臨む。
Bシード浦和学院と対戦する正智深谷は、エース右腕北田が踏ん張り、2回戦で20安打を放った打線の援護を待ちたい。浦和は聖望学園の園田、清水の二枚看板を攻略できるか。川越東の右腕蔭山と西武台の左腕増田の両エースの投げ合いは見応えがありそうだ。Aシード花咲徳栄は武蔵越生、Bシード春日部共栄は本庄東とそれぞれ顔を合わせる。
(埼玉新聞)