8日にプロ初昇格した西武・渡辺勇太朗投手がプロ初登板を果たし、3回2安打無失点と好投した。
191センチの長身から投げ下ろす角度ある投球が魅力。4―8の5回から登板すると、初球から151キロを計測。カットボールやスライダーをゾーンに集めて三者凡退。7回には2安打を許し、1死一、二塁のピンチを背負ったが、大和を遊併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けた。「チームの戦力になれるように頑張っていきたい」と話していた3年目右腕が味方の好守にも助けられ、堂々のデビュー戦を飾った。
渡辺は浦和学院高から、18年のドラフト2位で入団。藤原(現ロッテ)、根尾(現中日)らと同世代で、次期エース候補の大型右腕として期待されている。
(スポーツ報知)