【写真】森監督の弟である森光司臨時コーチ(右)の指導を受ける浦和学院の選手たち=6日、浦和学院高校
今春の第94回選抜高校野球大会に出場する浦和学院は6日、7イニング制の紅白戦2試合を実施した。
午前9時から始まった練習は、ウオーミングアップの後、1、2年生に分かれて第1試合を開始。昼食を挟んだ後に第2試合を行った。ともに2年生チームが、2桁得点を奪う快勝でベンチ入りへ早くもアピールした。森大監督は「関東大会でベンチに入れなかった選手が活躍して、いい競争意識が生まれている」と納得の表情だ。
この日は森監督の弟で、社会人野球の鷺宮製作所で選手、コーチを経験した光司氏が臨時コーチとしてナインを指導。紅白戦後の打撃指導に立ち会い、「人それぞれ感覚が違うから、その人に合った感覚に導いてあげることができればいい」と語った。
高校時代は浦和学院でプレーし、2011年の選抜大会に捕手として出場。チームを近くで見てきたOB、家族として、「父(森士前監督)と兄はタイプが違う。ニュー浦和学院を見たいし、楽しみにしている」とエールを送った。
(埼玉新聞)