8回終了時で17点差がついた浦和学院対国学院久我山のスコアボード

 センバツ4強対決は打線爆発の浦和学院に軍配が上がった。

 初回に盗塁など足を絡めて2点を奪うと、その後も5回以外は毎回得点を記録。7、8回には打者一巡の猛攻があり、2回で一挙11得点を挙げ、一気に17点差に広げた。

 9回に国学院久我山が3点を奪うも及ばず。浦和学院は17安打でスタメン全員安打を達成した。

 エース左腕・宮城誇南投手(3年)は7回5安打3失点と力投した。「打線のおかげで勝てた。3失点したことで課題が見つけられた」と話した。自身も1打数1安打2四死球と投打で活躍し、「関東大会以来の打席だった。夏に向けて打撃の準備もしていきたい」と力を込めた。夏の大会連覇へ、浦和学院の勢いは止まらない。

(日刊スポーツ)