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【今秋ドラフト注目候補】浦和学院高・藤井健翔 夏をにらむ打球最速165キロのロマン砲

【写真】浦和学院・藤井健翔内野手

 2025年のプロ野球ドラフト会議で指名候補に挙がりそうなアマチュア野球の注目選手を紹介する連載(随時掲載)。最終回は長打が魅力の右打者、埼玉・浦和学院高の藤井健翔内野手(2年)を取り上げる。

 高校生の野手で注目されるのは181センチ、103キロのガッシリとした体から高校通算24本塁打を放っている浦和学院高の藤井だ。昨秋の埼玉大会は8強に終わったが、最速で165キロの打球速度を計測したことがあるロマン砲として、超攻撃野球を掲げるチームの主軸を担う。

 飛距離が出にくくなった新基準の金属バットに変わった昨秋の大会終了後から18本塁打を記録した。それ以前は6本。ライナーの延長で柵越えする軌道が持ち味だ。

 「フェンスに当たる打球の方が多い。秋は広角に、ミート力を高く、と考えていた。今度は木製バットで勝負できたらと思っている」。米大リーグ、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジに憧れる右の強打者は、しなりの利く木製バットに魅力を感じてもいる。

 岡山・倉敷市出身。硬式野球のMAKIBIクラブに捕手として所属した中学時代は、広島の本拠地マツダスタジアムで本塁打を放ったことがある。森大監督から誘いを受けて、2013年の選抜大会を制した浦和学院高に入学した。

 「中学のときは、できないことは逃げてきた。でも、(高校進学後に)高いレベルを見て、苦手なことも直視して負けないようにと思った」

 50メートル6秒3。長距離走はやや苦手だが、必死な毎日を過ごし、スラッガーの道を歩む。

藤井 健翔(ふじい・けんしょう)

 2007(平成19)年8月15日生まれ、17歳。岡山・倉敷市出身。小学1年から6年までソフトボールのチームでプレー。連島中時代は硬式野球のMAKIBIクラブ(ヤングリーグ)で捕手だった。浦和学院高では1年春からベンチ入りし、2年秋は「4番・三塁」を務めた。高校通算24本塁打。181センチ、103キロ。右投げ右打ち。家族は両親と弟。

(サンスポ)

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