中学生の硬式野球、ボーイズリーグ群馬県支部の設立30周年を記念した講演会が開かれ、浦和学院高校野球部の前監督・森士さんが「チーム作り」の重要性について話しました。
ボーイズリーグ群馬県支部では中学校や高校の指導者向けに毎年講演会を開いています。今年は、群馬県支部の設立30周年を記念し、埼玉県の強豪・浦和学院で30年間監督を務めた森士さんを講師に招きました。森さんは、2021年まで監督を務め、2013年にはセンバツ甲子園で全国制覇を達成していて、16日は「野球界の現状とこれから」と題して講演しました。
森さんは監督生活を振り返り、「常に甲子園で勝てるチームを目標としてきたことが県大会41回の優勝と全国大会28回の出場につながった」と強豪校を率いる心構えについて話しました。そして、甲子園を目指すチームには、良い選手、良い指導者、良い環境、良いチームワークが必要とし、「特に大切なのはチームワークで相乗効果を発揮できる集団を作り上げることが重要」などとアドバイスしていました。
講演会には健大高崎の青栁監督や前橋育英の荒井監督、利根商業の福田監督といった全国制覇を経験した高校野球の指導者も出席し森さんの話に聞き入っていました。
(群馬テレビ)