浦和学院・笹川、骨折弾!主砲が3長打

 右手を高々と掲げた。6回、浦和学院が1点を先制し、なおも2死一塁。笹川が内角低めの直球をとらえ、左翼席に2ランをたたき込んだ。チーム初安打となる2回の二塁打、8回の中堅フェンス直撃のダメ押し適時二塁打で3安打3打点。「投手陣を助けてあげられてよかった」。夏は8年ぶりとなる初戦突破に、顔をほころばせた。

 スパルタ教育が結実した。母・美加さん(40)は、高校バレーの名門・八王子実践で活躍した元アスリート。中学時代に練習場までの片道10キロをランニングで通うなど厳しく育てられ、けがに負けない強い心と体を作り上げた。6月下旬に練習試合の交錯プレーで左手甲を骨折し、全治3か月と診断されても埼玉大会に強行出場。その際にも「痛いそぶりを見せずにやりなさい」と言われていたほどだ。

 ぶっつけ本番で臨んだ埼玉大会は打率2割1分1厘、打点1。4番の座も手放した。それでも、量より質を重視した練習で集中力を磨き上げ、甲子園でいきなり大当たり。「つらい時も支えてくれて、本当に感謝しています」と頭を下げた。

 いずれも強烈な3長打に、森士(おさむ)監督(48)は「状態が上がってきて入れ替えたいぐらい」と4番返り咲きを示唆した。「目標は全国制覇。気を引き締めて戦いたい」と笹川。輝きを取り戻したスラッガーは、頂点にたどり着くまで打ち続ける。

(スポーツ報知)

◇復活の一打 浦和学院3年・笹川晃平選手

 狙っていた直球は5球目にやってきた。1点リードで迎えた六回表2死一塁。内角低めの直球を迷わずすくい上げると、打球は左翼席に飛び込んだ。「まさか入るとは思わなかった」

 3年生で迎えた最後の夏は、けがと打撃不振に苦しんだ。6月の練習試合で、チームメートと接触して左手の甲を骨折。痛みをおして県大会に出場したが、成績は一向に上がらない。打順は4番から5番に降格した。「打てなくて申し訳なかった」

 落ち込む気持ちを救ったのは、茨城県に住む母美加さん(40)から届いた手紙だった。「自分にできることを一生懸命頑張りなさい」。文面にはそうつづられていた。「一球に集中するしかない」。寮の自室で何度も手紙を読み返した。

 甲子園出場を決めた7月末から本格的な練習を再開。夢の舞台で思い切りのよいスイングが復活した。「この後が肝心。次の試合に照準を合わせたい」。真っ黒に日焼けした顔に、笑顔の花が咲いた。

(毎日新聞埼玉版)

◇骨折乗り越え、2点本塁打と2二塁打の活躍 笹川晃平選手

 6回、1点先制してなお2死一塁。「狙っていた」という低めの直球を振り抜いた。打球は左翼席へ。「今まで支えてくれた人のために、打てて良かった」。笑顔がはじけた。

 今春の選抜では4番打者。6月の練習試合中に味方と交錯して左手甲を骨折した。「もう夏は間に合わないと思った」。必死に治して埼玉大会に間に合わせたが、打率は2割台だった。

 打順は一つ下がった。奮起して心がけたのは「チームのために振り抜く」こと。重さ1キロのバットで一日2500回の素振りを続けてきた。6回の畳みかけた2点本塁打に加え、2二塁打を放ち、夏はチーム8年ぶりの勝利に導いた。

 母の美加さん(41)ら周囲の支えに対する感謝の念は尽きない。母はバレーボールの強豪八王子実践(東京)で主将を務めた経歴を持つ。飲み物など寮へ仕送りをしてもらうたびに何度も励ましの手紙をもらった。骨折した時は「自分の責任でケガをしたんだから、自分で何とかしなさい」。

 目指すは最強の5番打者。母の手紙の数だけ、強くたくましくなった気がする。

(朝日新聞埼玉版)



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さて、お膝下の埼玉県。
優勝候補の筆頭は、村田投手を擁する春日部共栄かな。
それを追うのが徳栄、浦学、浦実、山村学園、農大三高、昌平、武南、聖望、狭山ヶ丘、栄、西武台、立教新座の私立勢。公立勢は全くわかりません。上尾とか市立川越あたりが勝ち残るかな?あー、所商はどうなのかな。

夏終わるまでに農大三と市立川越、浦学、徳栄、共栄、浦実は絶対みたいけど見れるチームは多分2.3校なのかな〜そうなるともう市立川越は絶対外せない。

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