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<浦和学院だより>守備、打撃で感触確認 甲子園練習始まる

 第87回選抜高校野球大会(21日から12日間)の出場32校による甲子園練習が16日、甲子園球場で始まり、浦和学院や史上3校目の連覇を狙う龍谷大平安(京都)、大会ナンバーワン右腕の呼び声高い高橋を擁する県岐阜商など12校が30分ずつ調整した。

 第3日第3試合で、一昨年の王者、浦和学院が対戦する龍谷大平安は午前10時にトップで登場し、打撃練習で快音を響かせた。浦和学院は最後の午後4時から練習し、守備や打撃練習などでグラウンドの感触を確かめた。

 最速152キロの直球を誇る県岐阜商の高橋は初めて踏む甲子園のマウンドの感触を確かめた。

 甲子園練習は18日まで行われ、17日は昨夏の選手権大会で全国制覇を果たした大阪桐蔭など12校が練習する。

◇聖地の土に緊張と喜び

201503171200 龍谷大平安(京都)との初戦を1週間後に控えたチームは16日、午後4時から甲子園練習を30分間行った。森監督は「緊張と喜び、独特の雰囲気を感じながら取り組んでいた」とナインの様子を振り返った。

 明け方の雨の影響で予定より1時間遅れで始まった練習では守備と打撃を半々。シートノックではフライやゴロに対する動きを確認した。課題としていた外野守備に森監督は「悪くない。だいぶよくなっている」と手応えをにじませた。後半は走者を付けた実戦に近い形で打撃練習を行い、聖地に快音を響かせた。

 18日には報徳学園(兵庫)と大会前最後の練習試合を実施する。指揮官は「敵はわれにあり。いかに戦う集団を構成することができるか」と精神面の充実を残り期間の課題に挙げた。

◇平安、軽快な動き

 全国最多となる39度目出場の龍谷大平安は全体のトップで登場した。打撃や守備の練習で軽快な動きを見せ、ノックを打った原田監督は「一番に球場に入れるのはうれしい。いつ来ても、特別なところ」と笑みを浮かべた。

 初戦で昨秋の明治神宮大会準優勝の浦和学院とぶつかる。昨春も決勝を含めた3試合に先発した主戦の高橋は「1番をつけさせてもらっているので、恥じない投球をしたい。一戦必勝でいきたい」と力強く誓った。

(埼玉新聞)

◇浦和学院・津田主将は冷静

201503170802 第87回センバツ高校野球大会の甲子園練習が16日、スタートした。

 浦和学院は一カ所バッティングを中心に実戦の雰囲気を確かめた。甲子園経験者でもある主将の津田は「またお客さんが入ると違いますから」と冷静だ。初戦の相手は春連覇を狙う龍谷大平安。こちらも一昨年以来の優勝を目標にしているだけに「強豪のいい投手を打たないと勝てない」と落ち着いて立ち向かう。

(デイリースポーツ)

◇公式練習で柵越え 浦学・山崎選手「手応え」

201503170803 21日開幕の第87回選抜高校野球大会に出場する浦和学院(さいたま市)は16日、甲子園球場で公式練習をした。小倉匡祐投手(3年)だけ発熱のため欠席したが、他の選手は午後4時から約30分間、大きな声を出しながら守備と打撃にハツラツと動いた。

 優勝した2013年以来、2年ぶり10度目の出場。「選手はこの球場独特の雰囲気に喜びを感じて動いているように見えた」と森士(おさむ)監督(50)。シート打撃で左翼へ柵越えを放った山崎滉太一塁手(3年)は「手応え十分。気分は少し良かった」と照れくさそうに振り返った。

 エースの左腕、江口奨理(しょうり)投手(3年)はマウンドから投球した。視神経の炎症で一時はキャッチボールもできなかっただけに「1年前まで、この舞台に立てるとは思わなかった。あこがれの場所に立てたことがうれしい」と喜びをかみしめた。

 1回戦は第3日の第3試合(23日午後2時開始の予定)で、前年優勝の龍谷大平安(京都)と対戦する。

(東京新聞埼玉版)

◇ついに来た 喜びの練習

201503170804 第87回選抜高校野球大会の開幕まであと4日。浦和学院は16日、阪神甲子園球場で公式練習を行った。2年ぶりの甲子園とはいえ、多くの選手にとっては初の大舞台。球場の雰囲気や土の感覚になじもうと、30分間の練習時間できびきびとした動きを見せた。

 予定より1時間遅れの午後4時、グラウンドに駆け出した選手たちは互いに大きな声をかけあいながら、森士監督のノックを受けたり、連係プレーの確認をしたりした。

 「1年生のときは先輩についていくのに精いっぱいだった」と話すのは、一昨年の夏の甲子園を経験している津田翔希主将(3年)。「今年の練習は冷静になって、周りを見ることができた。優勝候補として恥じないようにしっかり準備したい」と意気込む。

 森監督は「精いっぱいのパフォーマンスを30分間しようと臨んだ。(選手には)硬さもあったが、興奮もしていて、喜びを感じているようだった」と練習を振り返った。

(朝日新聞埼玉版)

◇甲子園の感触、初練習で確認

201503172100 21日に開幕する第87回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する浦和学院は16日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習に臨んだ。与えられた30分間でノックなどをして大舞台の感触を確かめていた。

 選手たちは「動け動けー」「オーケー」などと声を掛け合いながら守備や走塁、打撃などの練習をした。投手陣はマウンドに立ち、一球一球確かめるように投げていた。

 津田翔希主将(2年)は「広い球場で、ここが目指すところなのだと感じた。正々堂々とプレーしたい」と話した。森士監督は「少しでもグラウンドの感覚を感じられるように練習をした。選手たちは硬さあり興奮ありで、甲子園球場独特の雰囲気の中で喜びを感じて動いているように見えた」と話した。

(毎日新聞埼玉版)

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