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きょう決勝 見どころ 高校野球埼玉大会

 1県1校制以降初の決勝に進んだ川口と5年ぶりの甲子園を狙う浦和学院が戦う。両校の決勝での顔合わせは初で、両校の夏の対戦成績は、この10年間で浦和学院が2勝1敗。直近は2014年の3回戦で川口が4-1で勝っている。

 最大の焦点は、ここまでの5試合で7失点の浦和学院の投手陣を、5試合で58安打37得点の川口打線がどう破るかだ。

 川口は準々決勝や準決勝のように単打でつなぎ、序盤で猛攻を仕掛けたい。継投が予想される浦和学院の投手陣を早めに引きずり出し、ある程度、点の取り合いに持ち込まなければ勝機は広がらない。完投から中1日の2年生エース右腕岩城を打撃ではもちろん、守備でも援護したい。

 浦和学院は準決勝で投げなかった背番号1の右腕河北の先発と予想。控える右腕渡辺、左腕永島、右横手の美又と万全なだけに、河北は序盤から飛ばしていきたい。けが明けの2番矢野、捕手畑が戦線に復帰し攻守に安定感が増した。守りからリズムをつかみ、勝負強い打線でコツコツと得点を積み上げる。

(埼玉新聞)

浦和学院vs川口 きょう10時決勝

 第100回全国高校野球選手権南北埼玉大会は23日、さいたま市大宮区の県営大宮公園野球場で南大会の決勝が行われる。勝てば5年ぶり13回目の優勝となる浦和学院に、初の甲子園出場を目指す県立高の川口が挑む。午前10時プレーボール。

 浦和学院は、層の厚い投手陣と粘り強い打線が強み。投手は右腕の河北、渡邉を中心に永島、美又らが継投し、1試合平均1・4失点と堅守が光る。打線は3番・蛭間をはじめ矢野、中前、後藤が打率4割を超え、下位まで切れ目がない。

 ノーシードから勝ち上がった川口は、打線をつなげて着実に加点。本塁打こそないものの1番・相馬が9安打、2番・池田が10安打と上位が好調で先制機をつくる。投手陣はエース岩城が準決勝の川越東戦で2失点完投と調子を上げている。

(毎日新聞埼玉版)

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