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浦学、報徳学園にサヨナラ勝ちで1位 中前が決勝打 福井国体

9回裏浦和学院1死三塁、中前祐也はサヨナラ中越え適時打を放ちガッツポーズ

 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」の特別競技・硬式高校野球は2日、福井市の福井県営球場で行われ、夏の甲子園準優勝の金足農(秋田)と浦和学院(埼玉)が準々決勝を勝った。台風24号の影響による日程変更で準決勝と決勝が中止されたため、準々決勝の勝者4校が1位扱いされる。

 金足農はエース吉田の好投などで常葉大菊川(静岡)に7-0で七回コールド勝ち。浦和学院は報徳学園(兵庫)を4-3で下した。日大三(東京)と近江(滋賀)は準々決勝に進んだ。

 浦和学院が報徳学園(兵庫)にサヨナラ勝ちした。3-3の9回1死三塁で、中前祐也遊撃手(2年)が中堅右へサヨナラ打を放った。

 今秋ドラフト1位候補で報徳学園の小園海斗遊撃手(3年)は3回に一時同点となる適時二塁打を放ったが、高校のラストゲームを勝利で飾れなかった。

 同じドラフト候補の浦和学院・渡邉勇太朗投手(3年)は8回から登板し、2回を無失点に抑えた。

渡邉勇太朗、既に記載のプロ志望届提出へ

 最速149キロ右腕の浦和学院・渡邉勇太朗投手(3年)が「もう書いてあるので」とプロ志望届提出を明言した。

 この日は8回から登板。2回1安打無失点に抑え勝利に貢献した。

 「まだ自分としては40%ぐらいしか力を出せていない。直球も変化球も全ての面でレベルを上げていかないといけない」とプロの世界へ意気込んだ。

 台風の影響で準決勝以降が行われないため、4校1位のうちの1校となった。

(日刊スポーツ)

渡邉2回零封 プロ志望明言「大谷選手のような投手に」

 浦和学院(埼玉)のドラフト上位候補・渡辺が3-3の8回から救援。2回を1安打零封し、9回サヨナラ勝利を呼んだ。高校最後の試合を終え「制球が悪かったけど、楽しもうと思い切り投げた結果なので良かった」。

 プロ志望届を提出することを明言し、「小園と(打席が回らず)対戦できなかったので、プロでねじ伏せたい。(憧れるエンゼルスの)大谷選手のような日本を代表する投手になりたい」と語った。

(スポニチ)

浦和学院・渡邉、プロ志望届「出します」

 浦和学院が報徳学園(兵庫)に4-3でサヨナラ勝ち。八回から3番手で登板した渡邉(3年)が2回無失点、2奪三振で勝利を呼び込んだ。

 「(提出日は)わからないけど出します」と、既に記入済みというプロ志望届を近く提出する大型右腕。中日・中田アマスカウトディレクターは「大谷(エンゼルス)のようなピッチャーになれる素材」と評価した。

(サンスポ)

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試合結果

 2回戦 10月2日(福井県営)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
報徳学園 0 0 1 2 0 0 0 0 0 3 6 1
浦和学院 1 0 0 1 0 0 1 0 1x 4 7 2
【浦】 近野、河北、渡邉-福島、畑
【報】 渡邊、林、木村-堀尾
矢野(浦)
堀尾(報)小町(浦)
小園(報)河北、畑(浦)
 浦和学院打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
中前 5 2 1
矢野 3 1 2
蛭間 4 0 0
上野 2 0 0
佐野 3 0 0
後藤 3 0 0
H 坪井 1 0 0
4 阿部 0 0 0
小町 4 2 1
福島 1 0 0
H2 3 1 0
近野 1 0 0
1 河北 2 1 0
1 渡邉 0 0 0
32 7 4
 報徳学園打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
小園 4 1 1
村田 4 0 0
長尾 4 0 0
神頭 3 2 0
糸井 3 0 0
堀尾 4 1 0
羽渕 4 0 0
渡邊 2 2 0
1 1 0 0
1 木村 1 0 0
稲葉 3 0 0
33 6 1
 投手成績
TEAM 選手名 被安打 奪三振 四死球 失点 自責点
浦和学院 近野 3 2/3 5 3 2 3 3
河北 3 1/3 0 3 0 0 0
渡邉 2 1 2 0 0 0
報徳学園 渡邊 5 3 3 3 2 2
2 2 1 0 1 1
木村 1 1/3 2 1 1 1 1
TEAM 三振 四死球 犠打 盗塁 失策 併殺 残塁
浦和学院 5 4 1 0 2 0 8
報徳学園 8 2 1 0 1 1 6
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