巨人は5日、ウィルフィン・オビスポ投手(26)と、日本ハムの須永英輝投手(25)、紺田(こんた)敏正外野手(30)の交換トレードが両球団の間で合意に達したと発表した。
須永は浦和学院高から03年ドラフト2位で入団。1軍では未勝利だが、今季のイースタン・リーグでは中継ぎとして活躍するなど、貴重な左腕として新天地での働きが期待される。紺田は02年ドラフト6位で入団。俊足を生かした守備力だけでなく、シュアな打撃も健在だ。
オビスポは育成選手から支配下登録され、昨年は6勝をマークして日本一にも貢献も、今季は2勝3敗と思うような結果が出せなかった。移籍が決まり、「トレードでチームが変わることにマイナスな気持ちはなく、どこでも野球を続けるポジティブな気持ちでいる。巨人軍では素晴らしい経験をたくさんさせてもらい感謝している。昨年のプレーオフ(クライマックスシリーズ)や日本シリーズなど、大舞台で投げられたことは忘れられない。試合では常に100%の力を出し切ろうと思っているし、それでファンを喜ばせることができればいいと思っている。日本ハムでも同じ気持ちで試合に臨みたい」と活躍を誓った。
(スポーツ報知)
巨人に移籍することになった日本ハムの須永と紺田が5日、それぞれコメントを発表した。
▼須永の話 急な話に大変驚き、まだ気持ちの整理がついていません。ファイターズファンの皆様の温かい声援の中でプレー出来たことに心より感謝しています。7年間お世話になった球団を離れる寂しさはありますが、新天地でも全力で頑張っていきたいと思います。
(スポニチ)