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今、私たちにできること 募金活動、物資支援準備開始

 浦和学院高校のスローガンは「頑張る仲間をみんなで応援!!」。本校生徒・教職員はもとより、日本が置かれている危機的な状況の中で、「今、私たちができること」を真剣に考え実行しています。

 浦和学院高等学校・浦和学院専門学校・明星幼稚園を経営する学校法人明星学園の全教職員は、この教訓を教育の中に生かすため、学校という枠を超えて社会貢献に努めています。

 「今、私たちができること」=「甲子園スタンド以外でも、この瞬間にできること」です。

 浦和学院高校の取り組みです⇒大震災 今、私たちにできること

東北・関東大震災 今、私たちにできること

 さまざまな状況の映像、さらに原発問題。私たちの身の回りでは、計画停電・ガソリン不足による影響。そして、校舎の損傷した部分の点検確認、是正工事。

 その間には選抜高校野球応援自粛決議、終業式開催等目まぐるしく時は過ぎました。19日、安全管理のもと無事に終業式を終了し、3月20日~4月7日まで臨時休校・休業となりました。

 被災地の気温は今日も零度、小雪の予報。大震災発生直後からさまざまな状況を記憶にたどっても、このホームページ作成中も自然と涙がこぼれてきます。

 しかし、「常に前向きに行動」という校長方針に基づき、今、この瞬間に私たちができることは何か。さらに甲子園のスタンド以外でもできることは何か。全校生徒・全教職員で考えてきました。

 17日、本校では「東北・関東大震災対策本部」が設置されました。物資はタイムリーに搬送できない。直接、被災者に届かない。行政から求められている物品と差異がある。等々の問題を解消するため、あらゆる手段を駆使し、間接的ではなく、直接支援できる方向性を模索しています。

学校全体支援 今、私たちにできること

 浦和学院高校・浦和学院専門学校は、大震災発生直後からあらゆる事態を想定して行動してまいりました。余震・計画停電が続いているとはいえ、震災現地から見れば極めて恵まれた状況です。臨時休校が決まり、生徒・教職員のために備蓄していた物資を、「着の身着のまま避難された方々」に直接送り届ける準備を進めています。

 校長であり医学博士の小沢校長は、「先を読み、物資の次に必要なことを即、計画する必要がある」と、本校「ピアっ子ルーム」のカウンセラー派遣の検討にも着手しました。

 

第1回支援

・3月18日 実施済み NPO共生フォーラム様(仙台市にある福祉施設2ケ所に直接搬送)
 灯油100リットル、アルコール消毒液40リットル、マスク1万個、ペーパータオル1万枚

第2回支援予定

・3月22日~26日の週 NPO共生フォーラム様(仙台市にある福祉施設2ケ所に直接搬送予定)
 水240本、お茶240本、健康食品53食、有期パン200食、ポンチョ500着、使い捨てカイロ300個

第3回支援予定

・期日未定 さいたま市へ避難された方(直接お渡し)
 水240本、お茶240本、カロリーメイト200食、ポンチョ700着

打診中

・本校卒業生が進学した5大学に物資支援を打診中

生徒会活動支援 今、私たちにできること

 3月19日終業式。生徒会が主催となり震災義援金の募金活動が始められた。13日に決定していたが、臨時休校が重なりこの日の実現となった。クラスでは学級委員が中心になり全校生徒へ呼びかけた。写真は、甲子園出場が決まっている野球部員から募金を集めている模様。生徒たちは、自主的にお小遣いから募金してくれている。

1年生 116,075円
2年生 78,958円
教職員 169,508円
364,541円(継続中)

(3月19日現在)

※これらに、文化祭収益金の繰越金を充当する予定。

甲子園応援自粛から 今、私たちにできること

 春の甲子園7回目となる本校は、そのノウハウを生かし準備を進めてきました。大震災発生後、主催者側の開催決定前に「学校応援団派遣自粛」を決定しました。甲子園アルプス席で着用予定であった「応援ポンチョ」を被災者の方々に学校より1000着、販売店の(株)ベースマン様より200着配布していく予定です。「気持ちも心も少しでも温まれば」と考えています。

◇ポンチョ200着を寄贈して下さった取引先
(株)ベースマン大宮支店

◇上記の商品を購入する際に迅速に対応された取引先
西武商事(株)川口営業所様 鈴木清作商店様

(浦和学院高校公式ホームページより)

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