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第42回明治神宮野球大会チーム紹介 関東代表・浦和学院高校

◇チーム紹介

 2年連続の関東大会(第54回秋季関東地区高等学校野球大会)制覇。明石主将が「打撃のチーム」と話すように、関東大会のチーム打率3割6分6厘は昨年のチームを上回った。

 昨秋の第63回関東地区高校野球大会では1番を任されていた佐藤は、1年生竹村の台頭により3番になった。準々決勝の甲府工戦(2011年11月1日)では本塁打、準決勝の健大高崎戦(2011年11月3日)では3本の二塁打と、打撃センスは相変わらずのものを見せた。

 その佐藤以上に目立ったのは2番を打つ林崎。16打数10安打6打点はチームトップ。足も速く、シングルヒットの打球を二塁打にしてしまう場面もあった。4番の笹川も全試合で打点を挙げ、相手バッテリーが佐藤だけに神経を注げない状況を作り上げている。三塁コーチは15番の吉川、一塁コーチは16番の贄が務めている。

 守りでも要は林崎。タイプの違う投手陣の特徴を生かしたリードが持ち味。ショートの竹村は、東海大相模戦で激しいスライディングによって負傷させられたが、すぐに復帰した。また今チームでは伝令を極力使わず、「試合をするのは自分たちですから」とタイムはファーストを守る明石主将の判断で取っていた。

 関東では初戦の東海大相模戦(2011年10月30日)後にチーム内に安堵感が漂い、チームの決まり事を守れない選手が出たという。明石主将は「ちゃんとやろう」とミーティングで話し、準々決勝以降は再びまとまった所を見せた。

◇投手紹介

 昨年エースとして躍動した佐藤が今シーズンは不調。絶対的な柱が不在の状況だったが、1年生投手を中心に防御率1.59と素晴らしい成績を残した。

 森監督は、県大会(2011年秋季埼玉県大会)で最多の20イニングを投げた涌本にエースナンバーを託したが、関東では「一番調子が良かった」と背番号10の山口を中心に投手起用を展開した。

 山口は大きなヤマとなった1回戦の東海大相模戦(2011年10月30日)で1失点(自責0)完投。130キロ台中盤の直球に、縦横2種類のスライダー武器で制球が良いのが特徴。カーブとフォーク「マウンド度胸がある」と捕手の林崎も信頼を寄せる。

 関東で山口の次に登板が多かったのが渡邊。左サイドハンド独特の直球で打者にとっては打ちにくいのが特徴。決勝の作新学院戦(2011年11月4日)で先発した伊藤は登録変更でベンチ入りした選手。185センチ80キロと恵まれた体格を生かした直球が武器の本格派右腕。関東では結局登板のなかった涌本も右のオーバーハンド。

 不調で苦しんできた佐藤は準決勝の健大高崎戦(2011年11月3日)で先発し5イニングを投げた。初回に一発を浴びるなど5点を失ったが、球自体は悪くなく、森監督も「配球が悪かった」と分析した。ただし、ピッチャーゴロの処理であわや暴投の球を投げるなど、まだ吹っ切りきれてない部分も見受けられた。1年生主体の投手構成もあり、「佐藤に復活してほしい」とチームは願っている。球種はカーブ、スライダー、カットボール、ツーシームを持っている。県大会(2011年秋季埼玉県大会)ではもう一人の2年生投手・池山も登板経験がある。

◇公式戦 11勝0敗

<県南部地区予選>
1回戦  ○19-0小松原
代表決定戦○10-0浦和実

<埼玉県大会>
2回戦 ○9-2市立川口
3回戦 ○6-1市立川越
準々決勝○8-1本庄東
準決勝 ○5-4聖望学園
決 勝 ○11-3花咲徳栄

<関東大会>
1回戦 ○3-1東海大相模
準々決勝○10-1甲府工
準決勝 ○11-7健大高崎
決 勝 ○5-0作新学院

◇関東大会での登録選手

1涌本亮太 (1)175-72
2林崎龍也 (2)171-67
3明石飛真 (2)170-78
4緑川皐太朗(2)171-61
5木暮騎士 (1)174-77
6竹村春樹 (1)174-71
7石橋 司 (2)182-75
8佐藤拓也 (2)171-72
9笹川晃平 (2)182-75
10山口瑠偉 (1)180-80
11渡邊 剛 (1)180-67
12西川元気 (1)180-76
13伊藤祐貴 (1)185-80
14森戸佑樹 (2)175-80
15吉川智也 (2)171-73
16贄 隼斗 (1)172-71
17山根佑太 (1)178-75
18池山颯人 (2)181-75

※背番号-氏名-学年-身長・体重

記録員:中島健太

◇決勝でのオーダー

①遊 竹 村
②捕 林 崎
③中 佐 藤
④右 笹 川
⑤左 石 橋
⑥一 明 石
⑦三 木 暮
⑧投 伊 藤
⑨二 緑 川

(高校野球ドットコム)

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