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障害者、笑顔でプレー 浦和学院野球部員が指導

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【写真左】手話を通じてボールの捕り方を指導する野球部員(中央)
【写真中央】投げ方を指導する野球部員(右)
【写真右】バッティングの指導をする野球部員=さいたま市浦和区(以上朝日新聞埼玉版)

 高校野球で埼玉県内屈指の強豪・浦和学院の野球部員が、障害者を指導する「ふれあい野球教室」(県障害者スポーツ協会など主催)が26日、さいたま市営浦和球場であった。キャッチボールやノック、ティー打撃などで一緒に汗を流し、交流を深めた。

 県ふれあい地域振興事業の一環。みんなでスポーツを楽しみ、障害者がスポーツをする環境を整えていくのが目的。女子サッカーやウオーキングなどもあり、野球で開催するのは今回が初めて。

 この日は障害者67人のほか、浦和学院の野球部員とコーチら約30人が参加。障害の程度に合わせ、部員らが丁寧に球の投げ方やゴロの捕り方などを教えた。球場には参加者たちのかけ声や笑い声が響いた。

 県立特別支援学校大宮ろう学園の軟式野球部員の安野聖也君(2年)は「基本がしっかりしていて、教えるのもうまい。すごく参考になる」とうれしそう。

 今春の選抜大会に主将で出場した小林賢剛君(3年)は「野球の楽しさを伝えようと思っていたが、逆に教えられたことを一生懸命にやろうとする姿勢など、学ぶことがたくさんあった」と感心していた。

 同協会の松本洋副会長は「スポーツは障害のあるなしに関係なく誰でも楽しめる。これからも一緒にお互い楽しめる教室を開いていきたい」と話していた。

(朝日新聞埼玉版)

◇ふれあい野球教室:障害者が交流 浦学部員20人と汗

 野球を通じ障害者と交流する「ふれあい野球教室」(県障害者スポーツ協会など主催)が26日、さいたま市浦和区の市営浦和球場であり、10~40代の肢体、聴覚、知的、精神障害をかかえる約60人が参加した。先生役として集まった秋季関東地区高校野球大会連覇の浦和学院野球部員20人と青空の下、汗を流した。

 教室では、ボールの握り方から捕球の仕方、バッティング方法まで、浦学の田村雅樹コーチが身ぶり手ぶりを交えて説明。部員との練習では「いいね、ナイスボール」「しっかりボールを見て」と大きな声が飛び交い活気にあふれた。

 脳性まひで車いす生活を送る、さいたま市岩槻区の清水直也さん(20)は「テレビで見るのと、実際に見るのでは選手の体格や投げ方の迫力が違う。一緒に野球ができてとてもうれしい」と笑顔。部員から「足が使えない分、上半身を大きく使って」とアドバイスを受け「いいボールがいくようになった」と満足げだった。

 浦和学院3年の浅田龍一選手(18)は「野球があればこんなに通じ合えるのかと少し驚いた。初心に帰って純粋に野球を楽しめた」と笑顔を見せた。

(毎日新聞埼玉版)

◇障害者と球児が交流 県障害者スポーツ協教室に浦和学院協力

 障害の有無にかかわらず野球を通じてふれあい、スポーツをもっと好きになってもらおうと、県障害者スポーツ協会と同指導者協議会は、さいたま市営浦和球場で「ふれあい野球教室」を開催した。

 野球教室は、全国レベルの「地域における障害者スポーツ振興事業モデル事業」の一環で行われており、本年度は埼玉県と福岡県の2協会で実施された。埼玉では野球以外にもフットサルや女子サッカー、ウォーキングのふれあい事業が行われている。

 教室には心身に障害を抱える一般や学生67人が参加。野球指導は、浦和学院高校野球部の田村雅樹コーチと3年生20人が協力。障害者スポーツ指導員18人が加わり、障害者たちと一緒に野球を楽しんだ。

 上尾市から参加した赤星航太君(14)、涼太君(14)は双子の兄弟。兄・航大君は身体障害で車いすの生活、弟の涼太君は知的障害でそれぞれ異なる学校に通学している。野球が大好きな2人は「楽しかった。また一緒に野球をやりたい」。母の友香里さんは、野球に熱中する子どもの姿を追いかけながら「家の中での遊びになりがちなので、こういう機会を作っていただき感謝しています」と話していた。

 県高野連の高間薫理事長は「障害者との野球交流は初めて。高校球児にとっても貴重な体験で、自分も楽しみながら相手の気持ちになって野球の基本動作を指導していた。今後は参加校を広げて事業を継続していきたい」と話している。

(埼玉新聞)

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