昨秋の関東大会を制した浦和学院(埼玉)は、大会初日の第2試合で敦賀気比(福井)と対戦する。相手の試合は、ともに出場した秋の明治神宮大会で少し見たことがある程度。関東王者としてマークも厳しくなるが、甲子園では05年のセンバツ以来、5大会連続で初戦敗退中だ。明石飛真主将(3年)は「目標は日本一。関東大会も初戦で苦しみましたけど、そこを乗り越えたら波に乗れた。自分たちの力を出したい」と、8年ぶりの勝利を目指す。
(日刊スポーツ)
◇センバツ:最激戦区、勝ち上がるのは
第84回選抜高校野球大会は15日、大阪市内で開かれた組み合わせ抽選会で1回戦16試合の対戦が決まった。
■Aゾーン
地区大会優勝の3校に加えて、九州学院、大阪桐蔭などの強豪が集まった最激戦区。大阪桐蔭-花巻東は1回戦最大の注目カードだ。大阪桐蔭・藤浪、花巻東・大谷の両長身右腕が、互いの強力打線をどう抑えるか。
関東大会優勝の浦和学院と北信越大会を制した敦賀気比の対決も注目カード。4番・佐藤が軸の浦和学院打線に対し、敦賀気比は左腕・山本翔の踏ん張りが欠かせない。左腕・大塚、左スラッガー・萩原と投打の柱がいる九州学院は、大会屈指の好右腕・二階堂を擁する女満別と対戦。明治神宮大会4強の鳥取城北は三重とぶつかる。
(毎日新聞抜粋)
◇浦和学院は大会初日に敦賀気比と対戦
第84回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれ、浦和学院は大会初日となる21日の第2試合で敦賀気比(福井)と対戦することが決まった。
組み合わせ抽選会には、出場32校の監督や主将らが出席。同一地区の高校同士が準々決勝まで対戦しないようにするなどブロック分けして行われ、主将らがくじを引いて対戦校が次々に決まった。
初戦の相手が決まった主将らは改めて表情を引き締め、大会に闘志を燃やしていた。抽選後は、対戦校の主将同士が握手を交わし、互いの健闘を誓い合った。
大会は21日から12日間の日程で、兵庫県西宮市の甲子園球場で開かれる。
(産経新聞埼玉版)