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はばたけ浦学:センバツ2012 甲子園に臨む選手たち/7

◇「母に恩返し」誓う右腕--伊藤祐貴投手(2年)

 森士監督に「最後の隠し球」と期待をかけられる185センチ右腕。連覇のかかる関東大会決勝が公式戦初登板・初先発となり、2回3分の2を無失点に抑え結果を出した。

 広島市出身で、小学4年から母さとみさんと2人暮らし。母と離れることに不安もあったが「お母さんは大丈夫。しっかりやりなさい」との言葉を胸に浦学への進学を決意した。

 勝負のかかった場面で気持ちの部分で相手に負けてしまうこともあったが、森士監督に「優しすぎると勝負できないぞ」「広島に帰るか」と厳しい言葉を浴びせられ奮起し、積極的に前に出て練習した。「母に恩返ししたい」と初戦を待ちわびている。

◇雪辱へ重ねた猛練習--森戸佑樹内野手(3年)

 関東大会を制して臨んだ昨秋の神宮大会。九回に代打に立ったが緊張で本来のパワフルなバッティングが出せず遊ゴロに打ち取られた。「努力が足りなかった」と冬の間、トスバッティングなど1日計2000本の打撃練習に力を入れてきた。

 羽生市に自宅があるが、あえて寮生活を選んだ。投手として小学生で羽生市選抜、中学生で県選抜に入ったが、病院に行くのに家族に付き添ってもらうなど「甘えていたと入寮して気がついた」と振り返る。小学生のころから肩のけがで悔しい思いをしてきたため柔道整復師になるのが夢だ。その前に、フルスイングで神宮大会のリベンジを果たす。

※本日から選手の学年を新学年表記とします。

(毎日新聞埼玉版)

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