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<浦和学院だより>甲子園練習スタート 雨で室内調整

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【写真】雨天のため室内で練習する浦和学院ナイン=甲子園(埼玉新聞)

 21日に開幕する第84回選抜高校野球大会出場校による甲子園練習が17日、甲子園球場で始まった。雨のため球場内の室内練習場で行われ、東日本大震災の被災地県から出場の花巻東(岩手)聖光学院(福島)や、愛工大名電(愛知)、21世紀枠の女満別(北海道)洲本(兵庫)、元プロ選手の大越監督率いる早鞆(山口)など16校が30分ずつ汗を流した。浦和学院も練習した。

 1回戦の大阪桐蔭戦が注目の大型右腕対決となる花巻東は、相手エース藤浪を念頭にバント練習した。花巻東の右腕大谷や愛工大名電の大会ナンバーワン左腕、浜田は軽めの調整。聖光学院はランニングなどで汗を流した。

 甲子園練習最終日の18日は、東日本大震災で深刻な被害が出た石巻工(宮城)など残り16校が登場する。

◇30分打撃に費やす

 チームは17日、午後4時から30分間、室内で甲子園練習を行った。

 朝からの雨の影響で、グラウンドでの練習がかなわず。それでも、森監督は「残念だけど、選手たちは甲子園にいられるだけでも、うれしそうだった」。ナインらは練習前、スタンドに足を運び、雰囲気を確かめた。

 室内練習では30分間の全てを打撃練習に費やした。メンバーの投手では左腕野村、それ以外は帯同しているメンバー外の野手が打撃投手を務めた。次々と快音を響かせる選手たちに森監督は、「去年よりも調子が良さそうだ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 初戦まであと3日。18日は報徳学園と大会前最後の練習を行う。指揮官は「一戦必勝のみ。浮かれることなく、戦いに集中したい」と、あくまで冷静に本番を見据える。

(埼玉新聞)

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