第84回選抜高校野球大会に出場している浦和学院の選手は、甲子園での勝利から一夜明けた22日、2回戦へと気持ちを切り替え、練習に励んだ。
正午すぎ、兵庫県西宮市のバッティングセンターに姿を見せた選手たちは、約3時間マシンを相手に汗を流した。木暮騎士内野手に付きっきりで打撃フォームをアドバイスした笹川晃平外野手は「初戦突破できて良かった。(2回戦で対戦する)三重高校と同じ宿舎なので余計に燃えます」と待ちきれない様子だった。
この日の午前中、選手たちは1回戦の敦賀気比(福井)戦の記録を元に監督らから課題を指摘されたという。山根佑太外野手は「昨日はボール球に手を出してしまった。今日は意識してスイングしました」と話していた。
練習中には、センターを訪れていた兵庫県宝塚市立御殿山中学の1年生3人と一緒にボールを拾う場面もあった。浜口大輝君(13)は「打球のスピードが全然違う。大阪桐蔭を応援していたけど、浦学にも勝ってほしくなった」とエールを送っていた。
(毎日新聞埼玉版)