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浦和学院、打線上向き13安打11点 高校野球埼玉大会4回戦

 第94回全国高校野球埼玉大会第8日は21日、県営大宮ほか6球場で4回戦16試合を行い、ベスト16が出そろった。富士見は鈴木が決勝タイムリーを放ち、Aシード埼玉栄を2-1で下した。Bシード川口は右腕高窪が大宮東を6安打完封し、34年ぶりの16強入りを果たした。

 熊谷商は松本の2ランスクイズで市川越に5-4で逆転勝ち。浦和実は上尾に7-5で逆転勝利を収めた。昨年覇者の花咲徳栄は5-1でDシード所沢北を下し、選抜8強の浦和学院は与野に五回コールド勝ちした。昨秋4強の聖望学園は西武文理を6-1で破り、同じく春日部共栄は桶川に4-2で競り勝った。

 そのほか、Bシード春日部東が越谷総合に5-0で完封勝ち。シード勢は成徳大深谷、所沢商、狭山ヶ丘、昌平が勝ち進んだ。ノーシードでは昨年8強の武南、正智深谷、坂戸西が5回戦に進出した。

 第9日は23日、県営大宮など3球場で5回戦8試合が行われ、ベスト8が決まる。

◇打線上向き13安打11点 浦和学院

 13安打11得点と打線が爆発。相手投手の乱調に乗じて8四死球を選び、7盗塁も絡めて終始圧倒した。森監督は「きょうは少し上がってきた」と打線が上向いてきたことを認める。

 二回に2番林崎の2点二塁打で先制。三回に2点を追加し、四回には打者11人で6点を奪った。3回戦から復帰した主砲の笹川も初安打。2安打5打点の林崎は「速い投手を想定して練習した。直球とスライダーのどちらかにヤマを張ってフルスイングした」と与野の好投手・田中を完全に攻略した。

◇完敗も「楽しめた」 与野

 強豪・浦和学院の壁は厚かった。目標のベスト16は達成できなかったが、主将の飯泉は「気負わずに試合を楽しめた」と振り返る。

 肩を壊してベンチ入りができなかった3年生のためにも力投する決意をしたエース田中は「三振を一つでも多く取りたかったけど、やりたいことはできたので悔いはない」と力を出し切った。

(埼玉新聞)

◇浦和学院・林崎5打点大暴れ!「夏本番ですね」

 浦和学院打線が毎回の13安打を放ち、5回コールドで与野を下した。

 2番・林崎(りんざき)は2安打5打点をマークし「打撃練習でも1球勝負という気持ちでやってきました。後ろに打てる打者がそろっているので、つなげることを考えています」と練習の成果を強調した。森士(おさむ)監督は「林崎は状態はいい。これから天気もいいみたいだし、夏本番ですね」と上機嫌だった。

(スポニチ)

■4回戦(7月21日)

与野
00000=0
0326x=11
浦和学院

【与】田中-内藤
【浦】佐藤、小島-林崎

▽二塁打 竹村、林崎(浦)

【浦和学院】
⑥ 竹 村3-1-3
② 林 崎3-2-5
①8佐 藤4-3-1
⑦ 山 根2-2-2
⑨ 笹 川2-1-0
④ 森 戸3-1-0
R4緑 川1-0-0
⑤ 高 田2-2-0
H 服 部1-0-0
5 吉 川0-0-0
③ 明 石2-1-0
⑧ 西 岡1-0-0
8 石 橋0-0-0
1 小 島0-0-0

(打数-安打-打点)

安 打:浦13、与3
失 策:浦0、与1
三 振:浦1、与4
四死球:浦8、与4
盗 塁:浦7、与0
犠 打:浦2、与1
併 殺:浦0、与0
残 塁:浦11、与5

 浦和学院は13安打11得点で圧倒。四回には打者11人の猛攻で、山根の左前適時打を含む5連打などで6点を奪った。与野は3安打に終わった。

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