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浦和学院は高崎商と関東対決 早朝練習の成果出す

 浦和学院(埼玉)は第4日の第1試合で高崎商(群馬)との関東対決が決まった。

 森士(おさむ)監督は「第1試合のために朝早く起きて準備をしていた。時間的に理想的」と、午前8時からの試合に自信をみせた。春の県大会後は午前5時からの練習を続けてきた明石主将は「全力プレーで、がむしゃらさを出して自分たちの力を出したい」と意気込んだ。

(スポニチ)

◇初戦は高崎商 隣県対決に

 第94回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の埼玉代表・浦和学院の初戦は、大会4日目(11日)の第1試合、隣県の高崎商(群馬)に決まった。「全国制覇」に向けた第一歩。選手たちは「一戦必勝。絶対に負けない」と気合を入れた。

◇「自分たちの野球する」

 この日は日課の散歩から始まった。午前6時半に宿舎を出発し、ごみ拾いをしながら歩き、JR伊丹駅前の広場で柔軟体操やダッシュ。朝食をとり、約2時間、練習に汗を流した。

 その後、制服に着替え、午後2時過ぎには大阪市内の抽選会の会場に到着した。緑川皐太朗選手(3年)は「いい投手のチームと当たりたい」。西岡伸朗選手(同)「大阪桐蔭と試合がしたい。朝の早い試合がいい」と話していた。

 くじを引いた明石飛真主将(同)は「目標は夏の日本一。勝敗は自分たちの気持ちで決まる。対戦校を特に意識せず、自分たちの野球をする」と誓った。

 森士監督は「埼玉大会後、腰を据えてチームの態勢を整えてきた。いよいよ始まるぞ、という感じ」と意欲を見せた。

◇群馬にリベンジ

 浦和学院・明石飛真主将 間延びしない早い日程でと思っていたので良いくじが引けた。第1試合になったことで、毎朝続けてきた午前5時からの朝練の成果が生きるはず。5年前の大会で先輩たちが群馬県代表に負けているので、リベンジしたい。

◇用意周到で挑む

 浦和学院・森士(おさむ)監督 土曜日の大会4日目。大勢の観客の前で試合が出来て、理想的な日程になった。相手の良い左投手をどう攻略するか、対策を考えないといけない。ベスト8で終わった春の経験を生かして、用意周到、一戦必勝で挑みたい。

◇「勝てない相手じゃない」 高崎商主将

 待ちに待った抽選会。22年ぶりの夏の挑戦を左右するとあって、高崎商の選手たちは、少し緊張した面持ちだった。午後2時ごろ、左胸に「TAKASHO」と書かれた真新しいポロシャツ姿で会場に入った。

 石田拓哉主将(3年)が引き当てた相手は、今春の選抜大会で8強入りした浦和学院だった。昨年秋の関東大会では健大高崎を11-7で下しているが、高崎商は近年は練習試合でも対戦がないという。石田主将も「勝てない相手じゃない」と、ひるむ様子は無かった。

◇左腕のエース 6試合で1失点 高崎商

 春夏通じて甲子園出場は13回を誇るが、夏は22年ぶりの出場となる。昨夏の群馬大会は決勝で涙をのんだが、4月に就任したOBの富岡監督のもと、雪辱を果たした。

 群馬大会では、エースの左腕関が6試合46回を1失点に抑えた。上体をひねりあげるような独特のフォームから140キロ前後の直球を投げ下ろし、低めのスライダーとの組み合わせで三振もとれる。

 打線は1番内田が打率5割に迫り、3番の石田、4番の両角は勝負どころでの打撃が光る。下位の中島、川浦らもしぶとくつなぎ、小差のゲームをものにするのが勝ちパターンだ。

 1902年開校の県立。女子ソフトボール部なども全国レベル。

(朝日新聞埼玉版)

◇浦和学院は初戦で高崎商と激突

 第94回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が5日、大阪市北区の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で行われ、埼玉県代表の浦和学院は大会第4日の第1試合で高崎商(群馬)と対戦することが決まった。隙のない試合ぶりで県代表となった浦和学院。優れた投手陣と堅守を誇る高崎商と白熱した好勝負が期待される。

 高崎商は過去に夏10回、春3回の甲子園出場経験を誇る「古豪」。県大会を決勝まで計1失点で制し、平成2年以来、22年ぶりの出場を決めた。戦績は昭和13年夏のベスト4が最高だ。

 一方、浦和学院も県大会の失点はわずか「2」。打線も試合ごとに調子を上げた。過去26年間、甲子園に春夏計18回出場した経験に加え、今春の選抜大会でベスト8に進出した勢いで、初戦突破を狙う。

 5日の抽選会には、地方大会を勝ち抜いた49校の監督や選手らが出席。各校の主将らが順番に札を引いて力強く番号を読み上げ、対戦相手が決まるたびに会場からどよめきが起こった。相手が決まった選手らは、改めて初戦突破に闘志を燃やしていた。

 大会は8日から15日間の日程で、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催される。

(産経新聞埼玉版)

◇浦和学院、高崎商と初戦

 大阪市内で5日行われた夏の全国高校野球大会の組み合わせ抽選会で、4年ぶり11度目の出場となる浦和学院は、第4日第1試合で高崎商(群馬)と対戦することが決まった。

 高崎商は、県大会6試合で失点1という主戦の左腕が脅威。森士監督は「左ピッチャーを中心に攻略を考え、1戦1勝を期して頑張りたい」と語った。明石飛真主将は「相手とは技術的には同じ程度だと思うので、気持ちが負けなければ結果がおのずと付いてくるはず。とにかく自分たちの野球をやって初戦を勝ち抜きたい」と意気込んだ。

(読売新聞埼玉版)

◇<夏の甲子園>浦和学院、高崎商と4日目初戦

 八日に開幕する第94回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が五日、大阪市の大阪国際会議場であり、4年ぶり11回目の出場となる浦和学院は大会4日目(十一日)の第1試合で、高崎商(群馬)との対戦が決まった。明石飛真(ひゅうま)主将(三年)は「夏の日本一に向け、やっとスタートラインに立てた。気持ちで負けないようにしたい」と意気込んだ。

 高崎商との対戦は、練習試合も含めて初めてという。県大会を通じて両チームの失点は浦和学院が2点、高崎商が1点と、互いに盤石な投手力を誇る。

 浦和学院の森士(おさむ)監督は「理想的な日程。舞台は整った」と話し、群馬県大会をほぼ一人で投げ抜いた高崎商の左腕エース・関純投手(三年)を警戒。「早急に左投手対策に取り組む」と語った。

 30番目にくじを引いた明石主将は「ここまで勝ち上がってきた49校は、技術では変わらない。差がつくとしたら、気持ちだ」と力を込めた。

 高崎商の富岡潤一監督は「浦和学院は春の選抜で優勝校の大阪桐蔭をあと一歩まで追い詰めた強豪。勇気を持ったプレーで臨むしかない」。石田拓哉主将(三年)は浦和学院の主力打者でもあるエース・佐藤拓也投手(三年)の攻略が鍵だとし、「絶対に勝ちたい」と話した。

(東京新聞埼玉版)

◇浦学、高崎商と対戦 「左腕攻略で勝機」

 第94回全国高校野球選手権大会(日本高野連など主催)の組み合わせ抽選会が5日、大阪市北区の大阪国際会議場であった。県代表の浦和学院は大会第4日の1回戦第1試合で群馬代表の高崎商と対戦する。浦和学院は07年夏に高崎商の富岡潤一監督が当時指揮していた前橋商に2回戦で惜敗しており、選手たちは「リベンジを果たす」と闘志を燃やしていた。

 抽選会は午後4時から始まり、47都道府県代表の計49校の選手、監督らが出席。浦和学院は明石飛真(ひゅうま)主将(3年)が抽選札を引いた。抽選後は両校の主将が握手を交わし、健闘を誓い合った。

 森士(おさむ)監督は「高崎商とは対戦経験がないが、地方大会で失点1の左腕エースをどう攻略するか。そこに勝機が見えてくるので、しっかり対策を講じて初戦に臨みたい」と話した。明石主将は「朝5時から練習しているので、早い時間に体を動かすことは慣れている。全力でプレーしたい」と意気込みを語った。

(毎日新聞埼玉版)

◇優勝争いは?春夏連覇狙う大阪桐蔭は順当に8強か

 史上7校目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭は、ライバル視される他の有力校とは別ブロックとなった。初戦で対戦する木更津総合や、勝ち上がれば3回戦で激突する春8強の鳴門、熊本大会準決勝で九州学院を破った済々黌の両校は軽視できる相手ではないが、エース藤浪と大阪大会での活躍が光った沢田の両右腕がおり、破壊力ある強力打線を持つ。投打に上回っており、順当に8強へ駒を進めそうだ。

 昨夏から2季連続甲子園準優勝で、田村、北条の中軸が打線を引っ張る光星学院は、初戦突破すれば、九州大会で秋春連覇した神村学園と8年連続出場の智弁和歌山との勝者が3回戦の相手。神村学園とは昨秋の明治神宮大会2回戦で11-8の激戦に勝ったが、ベスト8へ強敵が待ちかまえる。

 好投手の浜田を擁する春8強の愛工大名電のブロックには、神奈川大会46回1/3を投げて68三振を奪った松井がいる桐光学園が入り、3回戦で大会屈指のサウスポー対決の可能性もある。

 連覇を狙う日大三と6年連続出場の聖光学院は初戦屈指の好カードで、春8強の浦和学院もいる激戦区。他では、明徳義塾、倉敷商、昨夏4強の作新学院、東海大甲府が8強入りに近い。

(産経新聞)

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