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連戦想定 投手陣が意欲 雨上がりのグラウンド 練習に熱

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【写真】ブルペン投球やシートノックに汗を流す選手たち(朝日新聞埼玉版)

 埼玉代表、浦和学院の選手たちは15日午前、兵庫県西宮市内のグラウンドで、シートノックや打撃練習に汗を流した。

 曇り空で太陽はさえぎられていたが、雨上がりのグラウンドはかなり蒸し暑い。「簡単なボールこそ、基本通りしっかり捕れ!」。コーチ陣からキャッチボールをする選手たちに厳しい声が飛ぶ。選手たちは顔を真っ赤にしながら、全力で練習に取り組んだ。

 次戦に勝つと試合間隔は一気に狭まる。目標の全国制覇を成し遂げるには、投手陣のスタミナが大きく左右する。エースの佐藤拓也投手(3年)は甲子園で勝ち上がることを想定し、春から走り込みを続けてきた。大粒の汗を浮かべ、球筋を確かめながら約40球を投げた佐藤投手は「連戦になれば自分たちが有利。勝ち進みたい」と意欲を見せた。

 控えの山口瑠偉投手(2年)は約60球、小島和哉投手(1年)も約40球を投げた。2人は「関西入りして調子は上がっている」と登板への自信を見せた。

 2回戦の聖光学院(福島)戦は17日第1試合(午前8時開始)の予定。

(朝日新聞埼玉版)

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