広島は、数少ない好機で堂林が決勝打を放ち、連敗を2で止めた。中日戦の連敗は5、ナゴヤドームでの連敗は10でストップした。先発・大竹は7回1/3、7安打無失点で11勝目(3敗)を挙げた。
0-0で迎えた四回、それまで無安打だった広島打線は菊池が初安打。さらに2死一、三塁とすると、堂林が左中間突破の2点二塁打を放ち先制した。今季対中日2戦2勝の大竹は初回、1死から2連打で一、二塁とされたが後続を断ち、その後も要所を締めた。
堂林は「(四回は)それまでヒットが打てていなくてチャンスがなかったので、集中して打席に入った。いつも以上に気持ちが入っていた。大竹さんに勝ちを付けられて良かった」と話した。
中日は3連勝中のソトが7回5安打2失点と好投したが、打線の援護がなく、今季初黒星(3勝)を喫した。
(デイリースポーツ)
◇大竹が自己最多11勝目!
広島大竹寛投手(29)が自己最多の11勝目を挙げた。最大のピンチだった6回2死満塁の場面も、中日小田幸平捕手(35)を148キロの直球で空振り三振。最後は右手人さし指の血マメがつぶれ降板したが、7回1/3を7安打無失点で白星を手にした。「(11勝目は)通過点だと思う。これからが大事なので、しっかり投げていきたい」と語った。今季は中日戦3戦3勝で防御率0・00と相性の良さを見せている。
(日刊スポーツ)
◇試合結果
広島000200000=2
中日000000001=1
【広】大竹、今村、ミコライオ-石原
【中】ソト、ネルソン-小田
▽三塁打 大島(中)
▽二塁打 堂林2(広)
(勝)大竹 21試合11勝3敗
(S)ミコライオ 54試合2勝4敗19S
(敗)ソト 16試合3勝1敗
◇大竹寛投手成績
7回1/3、112球、被安打7、5奪三振、与四死球4、失点0、自責点0、防御率2・16