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浦和学院、サヨナラ劇勝 史上初3連覇 取り戻した戦う魂

◇浦和学院、史上初V3 初の県勢決勝

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【写真】初の県勢決勝を延長サヨナラで制し、喜びに沸く浦和学院の選手たち。捕手若月=1日、群馬県上毛新聞敷島球場(埼玉新聞)

 高校野球の第65回秋季関東大会最終日は1日、群馬県上毛新聞敷島球場で初の埼玉県勢同士の決勝が行われ、県大会準優勝の浦和学院が同優勝の花咲徳栄に延長十回、3-2でサヨナラ勝ちし、3年連続4度目の頂点に立った。3連覇は史上初の快挙。花咲徳栄は初優勝を逃した。浦和学院と花咲徳栄は来春に甲子園球場で開催される第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間)の出場を確実にした。

 10月8日の県大会決勝では花咲徳栄が浦和学院に8-2で完勝。王者花咲徳栄が力で押し切るのか。屈辱から浦和学院がプライドを見せるのか―。埼玉高校野球界の歴史に新たな1ページを刻んだ決勝戦は文字通り激闘となった。

 序盤、試合を優位に進めたのは花咲徳栄だった。一~五回までの毎回で走者が出塁。二、三、四回には得点圏に走者を送り、プレッシャーを掛ける。だが、浦和学院も一歩も引かない。今大会初先発の涌本の粘投をバックの堅守が支え、ホームを踏ませない。

 試合が動いたのはグラウンド整備明けの六回だ。花咲徳栄は2安打と犠打などで2死満塁を築くと、9番森が初球を右前にはじき返し、2点を先制。これまでの戦い同様、このまま一気にいくかと思われた。だが浦和学院もその後のピンチをしのぐと、七回には西川の投手強襲の内野安打で1点差。さらに八回には、この回からリリーフした花咲徳栄のエース関口から3連続死球で2-2に追い付いた。

 九回はともに無得点。勝負が決したのは延長十回。2死から木暮の二塁打、四球、暴投で二、三塁。この絶好機を浦和学院は見逃さなかった。西川が2球目の直球を左前へ執念のサヨナラタイムリー。三塁走者木暮が生還すると選手たちは喜びを爆発させた。

 ともに来春の選抜大会出場は濃厚。前人未到の3連覇に輝き、ナインの手によって3度宙を舞った浦和学院・森監督は「甲子園の舞台でも、決勝で花咲徳栄と当たれるように頑張りたい」。一方の花咲徳栄・岩井監督は「これからもっと強くなるチャンスをもらえたと、プラスに考えたい」。甲子園の優勝を懸ける一戦で埼玉の両雄が激突する―。そんな県民の夢も背負って、飛躍を誓う両ナインの大いなる成長に期待したい。

◇浦学、サヨナラ劇勝 史上初3連覇

 (1日・上毛新聞敷島)

 最終日は初の埼玉県勢同士の対戦となった決勝を行い、浦和学院が花咲徳栄に延長十回、3-2でサヨナラ勝ち。埼玉県大会決勝の雪辱を果たし、3年連続4度目の栄冠を獲得した。3連覇は史上初。花咲徳栄は初優勝を逃した。

 浦和学院は1点を追う八回、2死満塁から渡邊の押し出し死球で同点。延長十回には、2死二、三塁から西川の左前打で決着をつけた。

 花咲徳栄は、六回に2死満塁から森の右前打で2点を先行したが、逃げ切れなかった。

 浦和学院は、10日からの明治神宮大会に関東代表として3年連続で出場する。

◇取り戻した戦う魂

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【写真】10回裏浦和学院2死二、三塁、西川がサヨナラ左前打を放つ。捕手若月(埼玉新聞)

 前人未到の3連覇はあまりに劇的な幕切れだった。浦和学院が県大会決勝で屈辱的大敗を喫した花咲徳栄に延長十回サヨナラ勝ち。ナインの手によって3度宙を舞った森監督も「まさか勝てるとは思わなかった。天にも昇る思いです」と表情を緩ませる。最高の舞台で、最高の相手から最高の形でリベンジを果たした。

 一つの敗戦が、浦和学院ナインに再び戦う魂を宿すきっかけとなった。

 何とか関東出場を決めたが、県大会決勝では夏の甲子園出場後、急ピッチで仕上げたチームのもろさが噴出した。一回に4失点すると後手に回り守備も4失策。走・攻・守全てにおいて見せ場なく2-8で完敗した。関東大会までの18日間。選手たちは走り込み、振り込みなどもう一度、原点に返った。「技術は変わってない。精神的に成長できた」と副主将の竹村。ナインは成果を発揮した。

 まずは今大会初先発の右腕涌本が準決勝までの3試合で必ず一回に先制していた花咲徳栄の勢いを止める。五回まで無失点。六回に2点を先制されたが、その後のピンチを防ぐと七回に西川の内野安打で1点差とし八回には相手エース関口に付け込み2死三塁から3連続死球で押し出し。140キロ近い内角直球にも向かっていくまさに気迫と執念で2-2と追い付いた。

 クライマックスは延長十回。2死から木暮の二塁打、四球、暴投で二、三塁の絶好機を築くと西川が左前にサヨナラタイムリーを放った。竹村は「つなぎ合えば逆転できると信じていた」と宿敵を下し笑顔。全国制覇を掲げるナインにとっては通過点にすぎない。だが浦和学院らしい一球に食らい付く姿勢、チームの和を取り戻したことが、この秋最大の収穫だった。

◇西川、不屈の決勝打「恩返しできた」

 三遊間を抜けると思わず右拳を高々と突き上げた。西川が浦和学院を3連覇に導くサヨナラ打。ヒーローは「うれしいです」と満面の笑みで歓喜の輪に飛び込んだ。

 2-2の延長十回、2死一、二塁で打席に立つと「みんながつないでくれたチャンス。とにかくかえそうと思っていた」。最速147キロの剛速球を誇る花咲徳栄のエース関口に対し、短く持ったバットが強い決意の表れだった。初球の変化球が暴投となり二、三塁。「真っすぐを振り抜く」。そして続く2球目。その狙い済ました直球をものの見事にはじき返した。

 今春の選抜大会では控え捕手としてベンチ入りしたが、夏の甲子園はベンチから外れた。それだけに新チームからに懸ける思いは強かった。

 その矢先。甲子園から帰ってきて間もない8月の練習試合で右手甲に死球を受け骨折。それでも裏方の仕事をしながら左手だけでスイングや一塁手の練習もこなした。10月から本格的な練習を再開。関東大会からメンバーに復帰し、一塁手や準決勝からは本職の捕手で大車輪の活躍を見せた。「支えてくれた人たちのために今日は恩返しができた」。不屈の闘志の持ち主は大勢の報道陣に囲まれて、はにかんだ。

◇変化球さえ意地の好投 涌本

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【写真】真っ向勝負で花咲徳栄打線を2点に抑える力投を演じた浦和学院先発の涌本(埼玉新聞)

 今大会初先発の2年生涌本が西川の好リードにも支えられ、花咲徳栄の強力打線を七回2死まで2失点に抑えた。

 立ち上がりから持ち味の変化球がさえた。右打者にはスライダー、左にはツーシームを低めに集めた。五回まで毎回走者を背負ったが無失点。それでも、六回2死満塁で初球を打たれた場面を振り返り、「もっと相手を見て投げればよかった」と反省も忘れない。

 昨年好投した明治神宮大会へ「今度は一人で投げ抜きたい」。この日の好投を、自身のさらなる飛躍へとつなげる。

◇陰の殊勲 歓喜の生還 木暮

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【写真】史上初の関東大会3連覇を果たし、浦和学院ナインに胴上げされる森監督(埼玉新聞)

 もう一人の殊勲者はサヨナラのホームを踏んだこの男に間違いない。5番木暮が2安打1死球でチームの勝利に大きく貢献した。

 0-2の七回。先頭打者として二塁打を放ち反撃の口火を切ると、八回は死球で好機を広げた。

 延長十回には2死から「直球に振り負けないように」と真っすぐ一本に張り、あわやサヨナラ本塁打となりそうな弾丸ライナーのフェンス直撃の二塁打。西川の左前タイムリーでサヨナラの生還を果たすとともに、花咲徳栄に借りを返し「最高でした」と表情を崩した。

(埼玉新聞)

◇浦和学院サヨナラ!史上初のV3

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【写真】史上初の3連覇を果たした浦和学院(日刊スポーツ)

 埼玉県勢同士の決勝は、浦和学院が延長10回で花咲徳栄に逆転サヨナラ勝ちし、史上初の3連覇を達成した。8回に押し出しで同点に追いつくと、10回2死二、三塁から西川元気捕手(2年)が左前適時打で決めた。花咲徳栄は県大会決勝で大勝した相手に敗れ、初優勝を逃した。浦和学院は関東地区代表として、10日開幕の明治神宮大会に出場する。

 浦和学院・森士監督(48)は3度宙に舞った。「天にも昇る、そんな思いでした。正直勝てると思わなかった。選手に感謝です」。埼玉大会決勝で2-8と完敗した花咲徳栄に、延長10回サヨナラ勝ち。前人未到の秋の関東3連覇も達成し、笑みが絶えなかった。

 勝負を決めたのは7番西川だった。10回2死二、三塁で136キロの直球を左前にはじき返し「走者をかえそう、の一心だった。チームに迷惑をかけたので恩返しがしたかった」。7回にも投手強襲適時打と活躍。しかし意外にも、公式戦でマスクをかぶるのは準決勝に続き2回目だった。

 8月末の練習試合で右手甲を骨折。秋の県大会もメンバー外で、花咲徳栄戦はスタンドで応援。「絶対間に合わせたい」という執念か。全治6カ月の診断が、わずか5週間で驚異の回復、先発にこぎつけた。まだ握力は戻らないが「今回は投手がカバーしてくれた。次は自分が支えられるようにしたい」。次なる舞台は8日後の明治神宮大会。全国制覇を目指す。

(日刊スポーツ)

◇浦和学院、ライバル対決で雪辱

 浦和学院は埼玉大会決勝で敗れたライバルを破っての3連覇に喜びもひとしおだった。胴上げされた森監督は「天にも昇るような思い」と感無量。高田主将は「勝ち進んで、決勝で借りを返そうと思っていた」と胸を張った。

 八回に2-2と追い付き、さらに2死満塁の好機で西川は右飛に倒れたが、十回のサヨナラ機は逃さなかった。「チームのみんながチャンスをつくってくれたので、絶対に打って勝とうと思った」と意地の一打を誇った。

(サンスポ)

◇1年生エース淡々と

 1年生エースの好投が浦和学院に勝利をもたらした。今夏の甲子園経験者で、背番号「1」をつける左腕の小島(おじま)は、1回戦、準々決勝と完投し、準決勝も先発。救援はこの日の決勝が初めてだったが「あまり緊張しない」という強心臓らしく、普段通りの堂々としたマウンドさばきを見せた。

 七回2死から2番手で投げて後続を断つと、八回1死二、三塁も冷静に対処。左打者をスライダーで空振り三振に仕留め、続く1番打者には「一塁が空いていた。ぶつけてもいいつもりで厳しいコースを突いた」と強気に攻め、内角の直球で二ゴロに打ち取った。

 ピンチの後にチャンスあり。その裏に味方が押し出し死球で追いつく。小島も自慢の制球力で九、十回を淡々と無安打に抑えて攻撃のリズムを作り、サヨナラ勝ちをたぐり寄せた。森監督は「小島が投げて流れが変わった」と目を細めた。

 チームは小島の力投と、長距離砲はいなくてもつながる打線で関東を制した。もっとも、目標は全国制覇とあって喜びはつかの間。「強いチームを打ち取れるよう、技術や精神面を磨きたい」と小島。照準は明治神宮大会に切り替わっていた。

(毎日新聞)

◇浦和学院 史上初3連覇!延長サヨナラで来春センバツ当確

 秋季高校野球関東大会決勝が1日、群馬県内で行われ、浦和学院(埼玉2位)が花咲徳栄(埼玉1位)を延長10回の末、3-2のサヨナラ勝ちで下し、3年連続4度目の優勝を飾った。3連覇は大会史上初。浦和学院は10日に開幕する明治神宮大会(神宮)に出場する。

 延長10回2死二、三塁。西川の放った打球が三遊間を抜けると、浦和学院ナインは三塁ベンチから飛び出した。大会史上初の3連覇。ナインの手で3度、宙に舞った森士(おさむ)監督は「全員で勝つことができた。選手に感謝したい」と、激闘を振り返った。

 埼玉大会決勝で敗れた花咲徳栄との再戦。決勝では大会史上初の埼玉県勢同士の対決だった。6回に2点を先制されたが8回に押し出しで追いついた。最後は苦労人が決めた。西川は新チーム始動後の8月下旬、練習試合で死球を受け、右手甲を骨折した。練習の補助役をこなしながら懸命のリハビリ。埼玉大会ではベンチ入りできなかったが、今大会の準決勝から先発マスクをかぶった。「ケガをした時はへこんだけど、関東(大会)に間に合わせようと。チームに迷惑をかけていたので、恩返しがしたかった」と汗をぬぐった。

 関東大会を制し、来春センバツで3季連続の甲子園出場は当確。森監督は10日からの明治神宮大会に向け「全国の大会で勝ち上がるのがテーマであり、目標」と、上位進出を力強く宣言した。

(スポニチ)

◇殊勲の一打、友に感謝

 直球に狙いを絞り、浦和学院の西川元気選手(2年)が振り抜いた打球は、必死に手を伸ばす花咲徳栄の三遊間を破った。この瞬間、前人未到の3連覇が決まった。県大会決勝で敗れた相手への雪辱も果たす殊勲のサヨナラ打。「チャンスを作ってくれた仲間のお陰です」。けがを乗りこえ、仲間への恩返しの気持ちが詰まった一打だった。

 新チームが結成されて間もない8月下旬、練習試合で右手を骨折した。練習のサポートに回り、自分がいかに支えられてきたのかはじめて知った。「けがをしたことも財産になる」。森士監督の言葉通りだった。

 1年秋から公式戦のメンバーだったが、出場は今大会から。必死のリハビリで、ようやく間に合わせた大舞台だった。「緊張も、失敗もした。反省を今後に生かしたい」。謙虚に、更なる飛躍を誓った。

(朝日新聞埼玉版)

◇最高の場面で恩返し 浦和学院2年・西川元気捕手

 一塁を回ってサヨナラの走者が生還したのを確認すると、本塁へ駆け出し、歓喜の輪に飛び込んだ。自身初というサヨナラ打は、チームを大会史上初の3連覇に導いた。

 八月末に新チームで行った練習試合で、右手甲を骨折した。練習にも参加できなくなる重傷だったが、「おまえにとって、けがしたことが財産になるように動け」。森士監督のそんな言葉を胸に、仲間の練習中は用具運びなどの裏方に徹した。

 九月に開幕した県大会にも出場できなかった。十月初めにけがは治ったが、握力が戻らず、送球もままならない。そんな時、甲子園メンバーの西岡伸朗さん(三年)らが練習に付き合ってくれた。

 公式戦初出場となった今大会では、「みんなに恩返ししたい」と願ってきた。その思いを果たす機会は、決勝の大舞台で回ってきた。同点で迎えた延長十回2死、二、三塁。「みんながつくってくれたチャンス。絶対に(三走の)騎士を返す」。狙い球のストレートをたたいた打球は、三遊間を抜けた。「よっしゃあ!」と叫んだ。

 「自分だけの力じゃない。けがの間に支えてくれた人たちがいて、自分がここに立っている」。試合後、勝利の立役者は控えめに語った。

(東京新聞埼玉版)

◇3年生最後の日に

 三塁側スタンドには、浦和学院野球部に所属する3年生19人が応援に駆けつけ、後輩たちを力いっぱい応援した。3年生が活動するのはこの日が最後。逆転優勝を決めた瞬間、3年生は「大将」と森士監督を愛称で呼び、メガホンをたたいて大喜び。前主将の明石飛真選手は「実力では相手が上だったが、県大会で花咲徳栄に負けた悔しさをバネに頑張った成果が出た。自分たちが勝ったのと同じくらいうれしい」と3連覇を達成した後輩たちをたたえた。

◇けがで投球の幅広げ 浦和学院・涌本亮太投手(2年)

 森士監督から先発を告げられたのは、決勝当日の1日朝だった。花咲徳栄は、秋季県大会決勝で大敗した因縁の相手。「2度も負けられない」。強い気持ちでマウンドに向かった。

 立ち上がりから緩急を使ったピッチングがさえた。五回まで相手打線を散発3安打に抑えた。しかし六回、連打を浴びて2失点。七回途中で降板し、小島和哉投手(1年)にマウンドを譲った。「本当は1人で投げ切りたかった」

 今年2月、右ひじを痛めた。グラウンドの外から仲間たちの練習を見ながら、走り込みや筋力トレーニングに力を入れた。1日1000回の素振りも自らに課した。直球と変化球のキレが増し、投球の幅が広がった。

 大会史上初の3連覇を果たし、明治神宮野球大会に出場する。昨年は2回戦の愛工大名電(愛知)戦に先発したが、チームは大敗。「今年はしっかり勝てる投手に」。決意を新たにした。

◇天にも昇る思い 浦和学院・森士監督

 天にも昇る思い。全員で勝ち取った優勝。選手に感謝するしかない。選手たちの能力を考えると、まだまだ花咲徳栄には及ばない。お互い切磋琢磨して、甲子園の決勝の舞台で戦えればと思う。

◇全員で1点ずつ 浦和学院・高田涼太主将

 埼玉県勢同士の戦いで、絶対に勝つという気持ちで戦った。3連覇を達成できてよかった。あきらめることなく全員で1点ずつ取れた。全国で恥じないよう、今からしっかり準備したい。

(毎日新聞埼玉版)

■決勝(11月1日)

花咲徳栄
0000020000 =2
0000001101x=3
浦和学院
(延長10回)

【花】小栗、中川、木暮、関口-若月
【浦】涌本、小島-西川

▽二塁打 木暮2(浦)

【浦和学院】
⑥ 竹 村4-0-0
④  贄 3-0-0
H 佐 藤1-1-0
R4酒 井1-0-0
⑦ 山 根4-0-0
⑤ 高 田3-1-0
③ 木 暮3-2-0
⑨ 斎 藤3-0-0
H9渡 邊0-0-1
② 西 川4-2-2
① 涌 本2-0-0
1 小 島1-0-0
⑧ 久 保1-0-0
H 伊 藤1-0-0
8 服 部1-0-0

(打数-安打-打点)

安 打:浦6、花7
失 策:浦1、花0
三 振:浦6、花6
四死球:浦8、花6
犠 打:浦3、花4
盗 塁:浦1、花2
併 殺:浦0、花0
残 塁:浦11、花12

 終盤に粘りを発揮した浦和学院が、花咲徳栄にサヨナラ勝ちした。

 2点を先制された浦和学院は七回に西川の内野安打で1点を返すと、八回には2死三塁から3連続死球で同点。延長十回2死二、三塁から西川が左前に決勝打を放った。投げては先発涌本が七回途中まで2失点と好投。後を受けた小島も無安打に封じた。

 花咲徳栄は八回からリリーフした関口の乱調が響いた。攻撃では六回に森の右前打で2点を先制したが八回の1死二、三塁では追加点を奪えず。

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