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夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球(5)

◇最後まで諦めずに 斎藤良介選手(2年)

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 中学時代にテレビで見た試合が、今も印象に強く残っている。

 09年夏の甲子園決勝。中京大中京(愛知)に6点をリードされた日本文理(新潟)が九回2死から猛反撃し、1点差まで詰め寄った。「野球は最後まで分からない。諦(あきら)めないことが大事だと思った」

 野球を始めた小学1年から中学までの9年間、投手を務めてきた。浦学入学後、外野手に転向。昨秋の公式戦で3割6分4厘の高打率を残し、攻守で投手をもり立てた。

 「甲子園でも投手を助けたい」。野球の面白さを教えてくれたあこがれの舞台での活躍を誓う。

◇自分の最高の力を 涌本亮太投手(2年)

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 最速139キロの直球とカーブ、スライダーなど多彩な変化球を織り交ぜた投球が持ち味。昨秋の公式戦は6試合に登板し、関東大会3連覇に貢献した。

 浦学入学後は、けがに悩まされてきた。昨年2月、右ひじを痛めた。約3カ月間練習に参加できず、走り込みや体幹トレーニングに励んだ。「みんなの練習を見ながら、早く一緒にやりたいと思っていた」

 昨夏の甲子園はベンチ入りしたが、登板の機会はなかった。それだけに、センバツにかける思いは強い。「自分が持っている最高のパフォーマンスができるようにしたい」

(毎日新聞埼玉版)

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