【写真】埼玉県の上田清司知事(前列中央)から「彩の国功労賞」を贈られた浦和学院の野球部員=19日午前、さいたま市浦和区(サンスポ)
埼玉県は19日、春の選抜高校野球大会で初優勝した浦和学院の功績をたたえ、同校野球部を知事公館(さいたま市)に招いて「彩の国功労賞」を贈った。
森士監督や山根佑太主将ら部員が優勝旗や優勝杯を持って到着すると、100人以上の県職員が「おめでとう」と拍手で出迎えた。
上田清司知事は「みなさんの頑張りに県民の多くが感動しました」とあいさつ。山根主将は「夏の大会でも日本一を目指して頑張ります」と力強く語った。
スタミナをつけてもらおうと、上田知事から同県のブランド豚「彩の国黒豚」1匹分の肉(約45キロ)が贈られると、部員たちからは「オー」という声が漏れた。
同賞は「県民に明るい希望と活力を与えた個人や団体」を知事が選ぶ。
選抜大会で埼玉勢が優勝するのは、1968年の大宮工以来で45年ぶり2回目。
(サンスポ)
◇センバツVの浦和学院に埼玉県が功労賞
センバツ優勝を果たした浦和学院(埼玉)が19日、さいたま市内の知事公館を訪れ、上田清司埼玉県知事(64)から「彩(さい)の国功労賞」を授与された。
約100人の県職員に出迎えられ、やや緊張した面持ちだったが副賞として同県のブランド豚「彩の国黒豚」1頭分(約45キロ分)が贈られると笑みがこぼれた。山根佑太主将(3年)は「45キロならすぐなくなっちゃいますね。(合宿所に併設の)食堂の方にお任せして、おいしくいただきたいです」と待ち切れない様子だった。
(日刊スポーツ)
◇選抜優勝の浦和学院に表彰、副賞の黒豚に選手感激
【写真】拍手で出迎えた約300人の県民を前に、優勝報告する山根佑太主将(中央)ら浦和学院野球部のメンバー=19日、さいたま市役所(産経新聞埼玉版)
第85回選抜高校野球大会で初優勝し、埼玉に45年ぶりに優勝旗を持ち帰った浦和学院(さいたま市緑区)の野球部員らが19日、上田清司知事とさいたま市の清水勇人市長をそれぞれ訪問し、優勝を報告した。県から「彩の国功労賞」、市から「さいたま市長特別賞」をそれぞれ贈呈された選手たちは、喜びをかみしめるとともに、夏の大会での連覇を誓った。
この日午前、山根佑太主将を先頭に、首に優勝メダルをかけた選手や森士監督らが優勝旗と優勝杯を携えてさいたま市浦和区の知事公館に到着すると、県職員約100人が大きな拍手で出迎えた。
上田知事が「皆さんの頑張りに県民は大きな夢と希望をもらった。おめでとうございます」とねぎらうと、山根主将は「頑張った成果をたくさんの方にお祝いしていただけてうれしい。夏も甲子園で優勝します」と力強く語った。
県民に明るい希望と活力を与えた個人や団体をたたえる「彩の国功労賞」が授与されるのは、サーカス団「木下サーカス」(平成14、24年)に続き浦学は2団体目。
副賞として、県のブランド豚である「彩の国黒豚」1頭分(45キロ)も贈られた。この黒豚は、23年に贈られた埼玉西武ライオンズが10連勝したという“縁起物”。「黒豚を食べて『苦労』と『黒(星)』を食べてしまって」。上田知事が愛きょうたっぷりにそう話すと、選手からは「オオー」と声があがった。
午後からは、選手らはさいたま市役所の駐車場で、駆けつけた約300人の市民らに優勝を報告。出迎えた清水市長は「埼玉のスポーツ少年たちは皆さんを夢見る。本当に誇りに思う」と述べ、市政の発展に寄与したとして、同校と森監督に市長特別賞を手渡した。
受賞第1号となった森監督は「地元であるさいたま市の方々と喜びを分かち合えたのはうれしい」と声援に応え、「夏は試合数も多く、総合力が試される。他校からも研究されるので、より成長した選手たちと大会を迎えたい」と夏の大会に向けて抱負を語った。
(産経新聞埼玉版)
◇浦和学院、全国制覇を報告 埼玉県とさいたま市に
【写真左】部員を代表してあいさつする山根主将
【写真右】選抜大会優勝の報告に訪れた選手たち(朝日新聞埼玉版)
選抜高校野球大会で初優勝した浦和学院のメンバーが19日、県とさいたま市に県勢45年ぶりとなる全国制覇を報告した。
さいたま市浦和区の知事公館では、上田清司知事が「県民に大きな夢や感動を与えてくれた。春の選抜は通過点。夏の甲子園で連覇してほしい」と話し、彩の国功労賞を贈呈。山根佑太主将(3年)は「次は夏。甲子園に戻って頑張るので応援をお願いします」と誓い、春夏連覇へ向けて気持ちを新たにした。
また、市は同校と森士(おさむ)監督に市長特別賞を贈った。
(朝日新聞埼玉版)
◇狙うぞ春夏連覇 センバツVで県功労賞 浦和学院、気持ち新た
第85回選抜高校野球大会で、県勢として四十五年ぶり二校目の優勝を飾った浦和学院高校(さいたま市緑区)に十九日、県の「彩の国功労賞」が贈られた。山根佑太主将(三年)は「(県のマスコット)コバトンも応援してくれて、大きく羽ばたくことができた。夏の甲子園でも日本一を目指します」と県民の応援に感謝した。
贈呈式は、さいたま市浦和区の知事公館で行われ、選手ら十九人と小沢友紀雄校長、森士(おさむ)監督らが出席。五試合を投げ抜いた小島和哉選手(二年生)は「疲れもあったが、先輩たちが点をとってくれ、楽に投げられた」と振り返り、「夏も勝てる保証はない。ゼロからスタートする気持ちで頑張りたい」と次を見据えていた。
同校と森監督にはこの日、今月創設された「さいたま市長特別賞」も授与された。
(東京新聞埼玉版)
◇浦学「春夏連覇」目指す 知事らに優勝報告
第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で初優勝した浦和学院の選手らが19日、知事公館を訪れ、上田清司知事に優勝を報告した。県勢として1968年の大宮工以来45年ぶり2度目の優勝を果たした同校に、上田知事から「彩の国功労賞」が贈られた。
上田知事は「みなさんの頑張りが、県民に夢と感動を与えてくれた。春夏連覇して名実ともに日本一のチームになることを祈願している」とたたえた。山根佑太主将(3年)は「たくさんの応援をいただきありがとうございました。もう一度夏の甲子園に戻り、日本一目指して頑張ります」と健闘を誓った。
県は「黒星と苦労を先に食べて夏に向けてまい進してほしい」との期待を込め、県のブランド豚「彩の国黒豚」1頭分の肉約40キロも贈呈した。
選手らは同日、さいたま市役所も訪問。清水勇人市長から今月創設されたばかりの「さいたま市長特別賞」が贈られた。森士(おさむ)監督は「頑張った成果を地元の人たちと分かち合えるのは喜ばしいことです」と感謝を述べた。
(毎日新聞埼玉版)