【写真】力の入った投球で志木打線に立ち向かう浦和学院・小島(デイリースポーツ)
「高校野球・埼玉大会2回戦、浦和学院8‐1志木」(12日、市営大宮)
今春センバツ覇者の浦和学院(埼玉)が、志木を七回コールドで下し、危なげなく初戦を突破した。三回までに7点を奪って主導権を握り、投げてはエース小島和哉投手(2年)も6回1失点と好投した。
森士(おさむ)監督は、センバツVを経て迎えた今夏に、「過去の結果は過去の結果でしかない。また一から山を登り始めるために、目の前のことを全力でやろうと言っている」と、気持ちを切り替えて臨むことを徹底。コールド発進にも、「すべてにおいて、まだまだ。課題はたくさんある」と、あえて厳しい表情を崩さなかった。
(デイリースポーツ)
◇センバツ覇者・浦和学院、コールド発進!ベストメンバーで勝つ
今春の選抜大会覇者、浦和学院は初戦の2回戦を7回コールドゲームで制した。
埼玉大会前の練習試合で振るわず、桐光学園(神奈川)、千葉経大付に敗れた。本調子とはいえない状態で迎えた初戦。森監督はエース小島を先発させるベストメンバーで臨んだ。
高田がチームの不安を振り払った。春の甲子園で3試合連続本塁打の4番は初回の好機に「つなぐイメージ」で真っすぐを振り抜き、先制三塁打を放った。硬かった選手たちの顔から力みが消え、3回までに7点を奪って大勢を決めた。
森監督は「春は過去のこと。きょうから新しい山を登っていく」と表情を引き締めた。
(スポニチ)