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<アルプススタンドから>被災地児童のお守り胸に

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【写真】お守りを手にする浦和学院の選手たち=甲子園球場で(東京新聞埼玉版)

 浦和学院の選手たちは、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の子どもたちから贈られたお守りを胸に戦った。ユニホームをかたどった手作りのお守りには、「自分に負けるな」「みんなで戦え」などと応援メッセージが書かれていた。

 野球部は二年前から年一回、石巻市にボランティア活動に訪れ、地元少年野球チームの児童と交流を深めている。現地では、球場にコンクリートを敷き詰めて仮設住宅が建っている状況も目にしたが、キャッチボールを楽しむ児童の姿に元気づけられたという。

 お守りは埼玉大会前、選手全員に届けられた。三木佑哉選手(三年)は「石巻の子どもたちは浦学の仲間です。自分たちのプレーでみんなに勇気を与えたい」と話していた。

(東京新聞埼玉版)

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