秋季県高校野球大会の組み合わせ抽選会は17日、上尾市のスポーツ総合センターで行われ、各地区大会を勝ち抜いた39校の対戦相手が決定する。
来春の第86回選抜大会への最終関門となる関東大会(10月26~30日・茨城)への切符は2枚。現時点では、昨年の関東大会決勝を争った浦和学院と花咲徳栄のような抜きんでたチームは見当たらないだけに、抽選結果が今後の展開を大きく左右する可能性は十分にあるだろう。
混戦の中で有力視されるのは、エース小島を擁し5季連続の甲子園出場を狙う選抜大会の覇者・浦和学院、今春の選抜出場メンバーから大きく入れ替わった花咲徳栄、今夏の主力が数多く残る春日部共栄、同準優勝で西部地区大会の代表決定戦では聖望学園を延長十四回サヨナラで下した川越東。軸となりそうなこれらの4校と、今夏4強の市川口、同8強の市川越らがどのゾーンに入り、どこと初戦を争うのか興味深い。
春秋を通じ、初の県大会出場を勝ち取った山村学園と山村国際の抽選結果にも注目したい。
(埼玉新聞)