日本高校野球連盟が若手指導者育成のため2008年度から実施している「甲子園塾」(塾長=山下智茂・日本高野連技術・振興委員会副委員長)が22日、大阪市の中沢佐伯記念野球会館で始まった。27都道府県から監督や部長らが参加し、3日間、座学と実技の講義を受ける。
開講式では、石川・星稜元監督の山下塾長が、部員8人から始め5年後に甲子園出場を果たした自身の体験を披露し「一生懸命、人の3倍努力すれば甲子園の夢はかなう」とあいさつした。
今春のセンバツで初優勝した埼玉・浦和学院の森士監督と、4季連続甲子園出場中の徳島・鳴門の森脇稔監督が「指導者としての基本的な考え方」をテーマに講演した。
(毎日新聞)