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センバツ浦和学院・努力の先に(4)大井優也遊撃手「けがで心得た気配り」

◇にじむリーダーの資質 けがで心得た気配り

201503101300 リーダーシップを備えた貴重な人材の一人だ。打撃練習の準備中、チームメートの緩慢な動きを指摘する大井の姿があった。さいたま木崎中時代は主将を務め、1日置きにしかグラウンドが使えないチームを17年ぶりの県大会出場に導いた。

 「自分は本当に下手くそだと自覚している。走ることぐらいしか目立たない」と走り込みでは決して1番手を譲らない。足の速さは短距離も長距離も人並みだが、「苦しくなっても自分に負けなければ走れる」と胸を張る負けず嫌いな性格だ。

 身長165センチとチーム内でも小柄。「意識が高くてうまい人がいっぱいいる。自分の意識を上げよう」。お世辞にも強豪とは言い難い中学軟式野球部から甲子園の常連校に進み、「毎日野球ができることに、どこか満足してしまっていた」。

 今年1月中旬、右脚のすねを疲労骨折。静岡や沖縄での合宿には参加できず、メンバー入りの可能性は低くなった。「メンバーに入りたい気持ちが強くなった。こんなふうに思うなら、もっと頑張っていればよかった」と悔やむこともあった。

 一方で、けがを通して「客観的にチームを見ることができるようになった」と成長を実感する。「思ったことをなんでも言えるようになった。どういうふうにすればチームがより活気よくできるかを考えている」と常に気を配っている。

(埼玉新聞)

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