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あす準々決勝 浦和学院は春日部共栄と対戦 春季高校野球県大会

 春季高校野球県大会第5日は2日、県営大宮と上尾市民で準々決勝4試合を行い、ベスト4が決定する。

 注目は準々決勝で3年連続の顔合わせとなる浦和学院-春日部共栄。一昨年は2-1、昨年は9-3と、2年連続で浦和学院に軍配が上がっている。今季も選抜大会4強の浦和学院が総合力で上回り、春日部共栄は我慢の戦いが求められる。

 春日部共栄はエースで4番の右腕高野が丁寧に低めを突いて強力打線を抑え込めるか。春はここまで登板機会のなかった右腕秋間も出番を待つ。浦和学院は2試合連続適時打と勝負強さを発揮している4番山崎滉の前に走者をためたい。

 私学強豪同士が激突する花咲徳栄-聖望学園も見応え十分。投打に充実している花咲徳栄は2、3回戦で温存したエース右腕鎌倉が先発する可能性が高い。県内屈指の右腕と対する聖望学園は大野泰、川田、菊地の1~3番の出塁が鍵。序盤から攻め立て、安定感抜群のエース右腕松本を援護する展開が理想的だ。

 昨秋準優勝の川越東に挑む朝霞は南部地区予選からの全5試合で5得点以上と打線が好調。木村、田頭の両右腕と左腕柴崎の投手陣が終盤勝負に持ち込めば26年ぶりの4強入りも見えてくる。川越東は主戦投手の磯川、高橋を休ませ、浅見、篠原の先発もありそう。

 初の4強入りを懸けて春日部東と対戦する成徳大深谷は1番高橋の出塁から4番江花が返すパターンが定着。先手を取ってテンポのいい右腕落合に託したい。堅守が光る春日部東は打線のつながりも上々。菅谷、小川、渡部を継投させるタイミングも重要になる。

(埼玉新聞)

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