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秋季高校野球県大会、きょう3回戦 見どころ

 秋季県高校野球大会は23日、県営大宮など3球場で3回戦8試合を行い8強が決定する。ここまで浦和学院、花咲徳栄、聖望学園、春日部共栄のシード勢は順当に勝ち進み、実力校同士の真っ向勝負が展開される。好試合が期待されるカードを中心に、3回戦の見どころを探った。

 最大の注目は公立勢の意地がぶつかり合う松山-上尾。コールド負けを喫した新人戦の雪辱に燃える松山は、清水ら上位打線が序盤から果敢に攻め立てたい。エース右腕金子ら投手陣の踏ん張りも不可欠だ。対する上尾は接戦になっても山下、阿部、渡部と遜色ない右3枚の投手力で優位に立てる。継投のタイミングも鍵になりそうだ。

 激戦区を難なく突破してきた山村学園は聖望学園に挑戦。活発な打線が点の取り合いに持ち込めば勝機は十分。春日部共栄と顔を合わせる鷲宮はロースコアの接戦に活路を見いだし、粘り強く戦えればチャンスがある。

 浦和学院に立ち向かう入間向陽はエース右腕今野の奮闘が金星への絶対条件。投打に隙のない花咲徳栄に挑む早大本庄は相手の株を奪う機動力野球で主導権を握りたい。

 本庄第一-狭山ヶ丘は両投手陣の出来が勝敗を分けそう。川越東に立ち向かう熊谷商は守備からリズムをつくりたい。好調の大宮東打線と経験豊富な西武台・唐沢の対戦も見応えがある。

(埼玉新聞)

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