プロ野球ドラフト会議が20日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで行われ、浦和学院高から2名(卒業生含む)が指名された。
浦和学院高3年の榊原翼投手はオリックス育成ドラフト2位、浦和学院高OBの坂本一将内野手(東洋大~セガサミー~石川ミリオンスターズ)はオリックス育成4位でそれぞれ指名を受けた。
榊原投手は球速は140キロ前半ながらも、抜群の安定感が光る右腕。奪三振率も高く、四死球が少ないのも魅力。坂本選手は堅実な守備と俊足が武器のリードオフマン。安定した守備力でBC石川では最少失策を記録。身体の小柄さを感じさせない、熱い真摯なプレイも魅力。
オリク育成2位の浦学・榊原「ここから」決意新た
浦和学院高の右腕榊原はオリックスから育成2位で指名を受けた。吉報はドラフト会議が始まってから約3時間後に届き、「ほっとした。育成からスタート。ここからだなという気持ち」と決意を新たにした。
前チームのエースとして秋、春連続で県の頂点に立った。闘志を全面に出した投球が持ち味で、最速147キロの力の込もった直球が最大の武器だ。「苦しい時でも浦学での3年間を思い出し、常に感謝の気持ちを持って戦う」と活躍を思い描いた。
(埼玉新聞)