昨秋、今春の県大会を制し、春季関東大会では王者となった。4年ぶりの夏の王座奪還へ経験は十分。森監督は「夏に勝たないと意味はない。最上級生が特別な思いを持って臨んでくれている」と期待を込めた。
春季大会を通じて投手力は十分な底上げを図れた。軸は同関東大会ではリリーフで11回1/3を投げ、自責点0だった左腕佐野。他にも安定感が光る左腕清水、春季関東大会で経験を重ねた近野、渡邉の両右腕も一回り成長した。守備も遊撃手森川、二塁手家盛らセンター線が堅実だ。
打線はつなぐ意識を徹底。春季県大会で打率5割を上回った山本に好機で回したい。4番に座る蛭間は左の好打者。リードオフマン矢野が出塁し好機を築きたい。下位を打つ森川は粘り強く四球を選び上位につなぐ。
予想オーダー
順 | 選手名 | 位置 |
① | 矢野 | 三 |
2 | 杉山 | 一 |
③ | 家盛 | 二 |
④ | 蛭間 | 右 |
⑤ | 山本 | 中 |
6 | 秋山 | 捕 |
⑦ | 本田 | 左 |
⑧ | 佐野 | 投 |
⑨ | 森川 | 遊 |
※丸数字は左打者
今年度の戦績
春季地区大会 | |||
1回戦 | ○ | 8-1(7C) | 浦和北 |
代表決定戦 | ○ | 10-0(5C) | 市立川口 |
春季県大会 | |||
2回戦 | ○ | 5-4 | 聖望学園 |
3回戦 | ○ | 4-0 | 本庄東 |
準々決勝 | ○ | 5-0 | 草加西 |
準決勝 | ○ | 4-1 | 市立川越 |
決勝 | ○ | 7-6 | 花咲徳栄 |
春季関東大会 | |||
2回戦 | ○ | 2-0 | 横浜 |
準々決勝 | ○ | 2-0 | 前橋育英 |
準決勝 | ○ | 6-4 | 日大三 |
決勝 | ○ | 3-2 | 東海大相模 |
(埼玉新聞)