右手首負傷で今大会ここまでスタメンを外れていた矢野壱晟内野手(3年)が、定位置の「2番・三塁」でこの試合からスタメン復帰した。さっそく、2安打4打点2盗塁の活躍。「迷惑をかけたけれど、みんなが頑張ってくれていた。これまでの分まで頑張りたい」と決意を示した。
昨年からのレギュラーで、三塁守備では大声を出し続けるファイター。他校関係者たちからも「矢野の存在は大きい」と一目置かれている。森士監督(54)も「矢野がホットコーナーにいると、やはり落ち着く感じがある」と復活を喜んでいた。
(日刊スポーツ)
浦和学院が4強入り 四回に打者12人で6点奪う
第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日開幕、甲子園)の南埼玉大会は18日、準々決勝が行われ、県営大宮球場の第1試合で、浦和学院が朝霞を11-4で七回コールド勝ちし、4強入りした。
浦和学院は、4-3と追い上げられた四回に打者12人で6点を奪い、七回にも1点を加え、3投手の継投で粘る朝霞を抑え、コールド勝ちした。
(サンスポ)
1年美又が好リリーフ 最速142キロ 次戦も「絶対抑える」
浦和学院が七回コールドで4強入りした。プロ注目で主将の蛭間拓哉外野手(3年)が3安打1打点と復調気配を見せ、唯一のベンチ入り1年生・美又王寿投手が救援し2回無失点。5年ぶりとなる夏の甲子園へあと2勝となった。
勝利にも気を引き締めた。スコアでは大勝ながら、4-0とした三回に蛭間の落球から3失点。「自分が迷惑をかけてしまった」と主将は猛省し、直後の四回に右前へ適時打を放って取り返した。
投手陣にはフレッシュな力が加わっている。森士監督が「十分な戦力」と評する美又が3回戦の志木戦に続き好リリーフ。最速142キロを誇る直球を武器に打者6人を完璧に抑えた。次戦へ向け、「絶対に抑えます」と力強い。
15年以来の聖地切符獲得が近づいてきた。蛭間は「ここからが厳しい戦いになってくる」と勝ってかぶとの緒を締めた。
(デイリースポーツ)