第100回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)に出場する浦和学院(南埼玉)の甲子園メンバー18人が30日、発表された。
南埼玉大会では背番号20だった佐野涼弥外野手(3年)が、背番号7に“昇格”した。2年時には最速143キロと鋭いスライダーで注目された左腕投手だったが、左肩痛などに苦しみ、しばらくブルペン入りしていなかった。
佐野は「もう1度しっかり調整して、もしチャンスがあれば」と甲子園のマウンドに望みをかけていたが、今回は他に6投手が登録されており、佐野は野手起用の可能性が高い。高校通算2本塁打ながら、そのうち1本は昨夏県大会決勝での場外アーチ。持ち前の長打力が、甲子園でも注目される。
背番号1は南埼玉大会と同様に、右腕・河北将太投手(3年)が背負う。また、プロ注目の最速149キロ右腕・渡辺勇太朗投手(3年)も引き続き背番号11をつける。
(日刊スポーツ)