日本は3位決定戦で中国を七回コールドで下し、来年に行われるU18W杯(韓国)の出場権を獲得した。日本は1-1で迎えた二回に小園海斗内野手(3年)=報徳学園=らの連続適時打で勝ち越し。その後は六回まで毎回得点でコールド勝ちを決めた。投げては一回途中からリリーフした柿木連投手(3年)=大阪桐蔭=が5回1/3を投げ、無失点と好投し、勝利を引き寄せた。
日本は一回、先発の板川(横浜)が一死一、二塁とされると、中越え適時二塁打を浴び、中国に先制を許した。日本はここで2番手・柿木(大阪桐蔭)を送った。その裏、無死一、三塁とすると中川の一ゴロ併殺の間に走者が生還し、同点とした。
日本は二回、二死一、三塁から日置、小園の連続適時打が飛び出し3-1とした。三回には無死満塁とすると、野尻の遊ゴロの間に4点目。なおも一死一、三塁で相手の二塁手が適時失策し5-1とした。四回には無死二、三塁から藤原のニゴロの間に走者が生還し、6-1。なおも一死二、三塁で根尾が中前2点打を放ち8-1とした。
日本は五回、一死一塁から小園の右越え適時二塁打で9点目。六回には二死三塁とすると、野尻のニゴロの間に走者が生還し、10-1とした。さらに二死一、二塁とし、日置が中越えの2点二塁打を放って12-1とした。さらに一、二塁から奈良間が右越え2点二塁打を放ち14-1とした。日本は七回を根尾が抑え、コールド勝ちを決めた。
3位決定戦
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E |
中国 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | ||
日本 | 1 | 2 | 2 | 3 | 1 | 5 | x | 14 | 11 | 0 |
【中】 | SANG Y、YI J、LI F.L、ZHANG H、WU H.Z-WANG S |
【日】 | 板川、柿木、根尾-小泉 |
三 | 奈良間(日) |
二 | KOU Y.K(中)奈良間、小園、藤原、日置(日) |
浦学選手の活躍
蛭間選手は8番レフトでスタメン出場し1打数1安打だった。第1打席は2死一塁からチーム初安打となる右前安打、第2打席は1死一、三塁から四球、第3打席は無死走者なしから四球、第4打席は2死一塁から四球を選び、全打席出塁を果たした。
大会通算成績
選手名 | 打数 | 安打 | 打点 | 三振 | 四死 | 打率 |
蛭間 | 14 | 5 | 3 | 1 | 5 | .357 |
選手名 | 回 | 安打 | 三振 | 四死 | 失点 | 防御率 |
渡邉 | 3 | 0 | 6 | 1 | 0 | 0.00 |
個人成績
打撃成績 | |||||
位置 | 選手名 | 学校名 | 打数 | 安打 | 打点 |
⑥ | 小園 | 報徳学園 | 3 | 3 | 2 |
④ | 奈良間 | 常葉大菊川 | 4 | 2 | 2 |
⑤ | 中川 | 大阪桐蔭 | 2 | 0 | 0 |
⑧ | 藤原 | 大阪桐蔭 | 5 | 2 | 1 |
⑨1 | 根尾 | 大阪桐蔭 | 3 | 1 | 2 |
③ | 野尻 | 木更津総合 | 4 | 0 | 2 |
② | 小泉 | 大阪桐蔭 | 2 | 0 | 0 |
⑦ | 蛭間 | 浦和学院 | 1 | 1 | 0 |
DH | 日置 | 日大三 | 3 | 2 | 3 |
9 | 峯 | 創成館 | 0 | 0 | 0 |
計 | 27 | 11 | 12 |
投手成績 | |||||||
選手名 | 学校名 | 回 | 安打 | 三振 | 四死 | 失点 | 自責 |
板川 | 横浜 | 2/3 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 |
柿木 | 大阪桐蔭 | 5 1/3 | 1 | 6 | 1 | 0 | 0 |
根尾 | 大阪桐蔭 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |