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浦和学院、初戦は白岡 秋季県高校野球22日開幕

緊張した表情でくじを引く各校の主将ら=18日午後、スポーツ総合センター

 22日に開幕する秋季県高校野球大会の組み合わせ抽選会が18日、上尾市のスポーツ総合センターで行われ、各地区予選を勝ち抜いた38校の対戦相手が決まった。

 抽選会では本抽選の前に県大会出場校によるシード校(A、Bシード)を選ぶ投票を行い、ともに夏の甲子園に出場した浦和学院と花咲徳栄が30票ずつ獲得しAシードに決定。第1、2シードを決めるための投票でも19票ずつの同数だったため、抽選を行い、花咲徳栄が第1シード、浦和学院が第2シードとなった。

 Bシードは春日部共栄と聖望学園が選出され、抽選で春日部共栄が花咲徳栄ゾーン、聖望学園が浦和学院ゾーンに入った。

 引き続き各校の主将らが予備抽選順にくじを引き、花咲徳栄が宮代、浦和学院が白岡、春日部共栄が狭山清陵、聖望学園が西武台とそれぞれ初戦の2回戦で対戦する。

 大会は国体開催期間の中断(29日~10月4日)を挟んで4球場で行われ、決勝は10月7日、県営大宮で午前10時開始。上位2校が関東高校大会(10月20~23、27、28日・山梨)に出場する。今大会の8強は、来年の春季大会で地区予選には出場せず、県大会から登場する。

 県大会の入場料は一般500円、中高生200円。引率された少年野球と中学生チーム(引率者、保護者は有料)、障害者(障害者手帳を提示)と介助者1人、小学生以下は無料。

雪辱果たし過去清算 浦和学院

 2015年夏の準決勝で敗れた白岡と初戦で対戦することが決まった浦和学院の森監督は「最近、過去に負けた相手とよく当たる」と苦笑いする。今夏は、南埼玉大会決勝の川口や甲子園初戦の仙台育英に雪辱を果たしてきた。今回も同様に過去を清算しておきたい。

 甲子園で32年ぶりの8強まで進み、新チームの始動は県内で一番遅くなったが、「ワンプレー、一球を大事にし、不可能を可能にしたい」と主将の中前。「一戦必勝」に変わりはないが、目標は2季連続の甲子園出場だ。

(埼玉新聞)

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