(12日・県営大宮ほか)
4地区で1回戦計20試合を行い、昨年夏の甲子園に出場した南部H組の浦和学院は連合チームに20-0で大勝した。
北部D組の熊谷商は11-1で秩父農工科に五回コールド勝ち。西部E組の狭山ヶ丘は6-5で坂戸に競り勝ち、東部G組は庄和が3-1でシード宮代を破った。
13日は各地区で1回戦20試合が行われる。
(埼玉新聞)
浦和学院コールド発進も「課題が多く、まだまだ」
昨夏甲子園8強の浦和学院(埼玉)が、今季初の公式戦で5回コールド発進した。四校連合(いずみ、大宮商、大宮西、大宮武蔵野)相手に16安打。敵失(7失策)にも乗じ、20得点と危なげなかった。
甲子園から戻って間もない昨秋県大会は初戦敗退。森士監督(54)は「新チームが始まってからもう200日くらい。もう時間が足りない、とは言えない。しっかり準備してきたつもりです」と話した。「今日はまだ(打線の)ミスショットが目立った」と反省も忘れなかった。
センバツ直前の3月中旬、浦和学院も恒例の関西遠征に出かけた。「力の差をありありと見せつけられました」と森監督。「龍谷大平安はさすがセンバツに出るチーム、仕上がっていました。大阪桐蔭も下級生が多かったけど、歯が立たず完封負け。愛工大名電、中京大中京もこてんぱんでした」。
報徳学園(兵庫)には投打がかみ合い、2-1で勝利。ただ森監督は「やはり総合力が違う。特にバットスイングの強さは。自分たちの身の丈を知れたことが一番良かった」と関西遠征を振り返る。
この日は美又王寿投手(2年)ら投手陣も相手を無安打に封じたが、プロ注目遊撃手の中前祐也主将(3年)は「チームとしては課題が多く、まだまだです」と笑顔はない。センバツ出場の春日部共栄、花咲徳栄など強豪がそろう県大会へ向け「優勝しかないです」と気を引き締めた。
(日刊スポーツ)
試合結果
南部H組1回戦(4/12・県営大宮)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E |
4校連合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||||
浦和学院 | 0 | 6 | 6 | 8 | x | 20 | 16 | 1 |
【浦】 | 美又、石渡ー畑 |
【連】 | 石田-加藤 |
二 | 下薗3、中前(浦) |
浦学スタメン | |||
打順 | 位置 | 選手名 | 学年 |
1 | 中 | 下薗 | 3年 |
2 | 二 | 後藤 | 3年 |
3 | 遊 | 中前 | 3年 |
4 | 捕 | 畑 | 3年 |
5 | 三 | 徳弘 | 3年 |
6 | 左 | 里 | 2年 |
7 | 一 | 金丸 | 2年 |
8 | 右 | 上田 | 3年 |
9 | 投 | 美又 | 2年 |