(13日・県営大宮ほか)
東西南の3地区で、各組1回戦と代表決定戦の計13試合を行い、代表決定戦を制した11校が県大会出場を決めた。
代表決定戦は、南部でB組の浦和学院が浦和麗明に4-1で勝利。A組の浦和実は、栄東を10-0の六回コールドで下した。東部B組の春日部は延長十回の末、春日部工を9-7で撃破。西部では、A組の川越初雁が川越に7-4で逆転勝ちした。
14日は東西南北の4地区で、代表決定戦計19試合が実施される。
2年生エース躍動 宮城、2安打1失点完投
南部B組代表決定戦では、浦和学院のエース宮城が浦和麗明を2安打1失点に抑え完投勝利。「テンポを意識して守備からいい流れをつくることができた」とほほ笑んだ。
互いに五回まで安打を許さない投手戦。その中でも2年生左腕は堂々としていた。「右打者にはチェンジアップ、左打者には真っすぐとスライダーで抑えた」と巧みな投球術を披露。失点した七回以外は3人で抑える申し分のない出来だった。
背番号1は「県大会も一戦一戦を大事にして戦いたい」と気持ちを入れ直した。
(埼玉新聞)