県高校野球連盟は26日、伊奈町の県民活動総合センターで、第103回全国高校野球選手権埼玉大会の運営委員会を開き、大会期間を7月9~27日にすることなどを決定した。参加チーム数は149チーム(160校)となる見込みで、連合チームは6チームが出場予定。
新型コロナウイルス感染防止のため、組み合わせ抽選会は6月16日、さいたま市民会館おおみやで各チームの主将と引率教員のみが参加して実施。この場で、一昨年に開かれた第101回大会の優勝旗返還を行う。
7月9日の大会開幕日は、例年のような全出場校が参加しての開会式は催されず、オープニングゲームを戦う2校と選手宣誓するチームの主将が出席して、県営大宮で開始式を実施する。
決勝は同27日、県営大宮で午前10時開始。優勝校が全国高校選手権(8月9~24日・甲子園)の出場権を手にする。
試合会場は県営大宮など9球場。シード校は春季県大会の16強以上が対象で、第1シード(Aシード)は同大会優勝の浦和学院、準優勝した花咲徳栄が第2シード(同)に収まる。4強の上尾、昌平はBシードの第3、4シードに入り、8強がCシード、16強がDシードとなる。
選手宣誓は103回大会にちなみ、抽選会で103番のくじを引き当てた主将が務める。観客の入場制限については、感染状況などを考慮して今後決定する方針。
(埼玉新聞)
開幕は7月9日 2校で「開始式」
第103回全国高校野球選手権埼玉大会の運営委員会が26日にあり、大会の概要が固まった。昨年の102回大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったが、103回大会は6月16日に組み合わせ抽選会があり、7月9日に開幕の予定だ。観客の入場制限などについては引き続き検討する。
26日時点の参加予定チーム数は149(160校)。このうち連合は6チームとなる見込み。組み合わせ抽選会は、さいたま市民会館おおみやで行い、各チームの主将と引率教師の2人のみの参加とする。一昨年の101回大会の優勝旗返還も、この日に行う。
開幕日は例年、県営大宮球場で開会式を行い全チームが入場行進をしていたが、今年は「開始式」として行い、開幕試合を戦う2チームのみが参加することにする。雨天の場合は開始式は順延せずに中止とする。開幕試合などでの小学生による始球式も今年は行わない。
使用球場は県営大宮、市営大宮、上尾市民、市営浦和、熊谷公園、朝霞市営、越谷市民、川口市営、所沢航空の九つ。決勝は7月27日に県営大宮球場で行われる予定だ。
(朝日新聞埼玉版)