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2年ぶり準備入念 高校野球埼玉大会きょう開幕

 第103回全国高校野球選手権埼玉大会の開幕を翌日に控えた8日、県営大宮で開始式のリハーサルが行われ、大会プラカードや司会を担当する野球部のマネジャーや選手宣誓を行う星野の星静流(せいる)主将(3年)らが参加した。県高野連役員の指導の下、約1時間にわたって、整列の隊形や式典の手順を確認した。

 例年のような入場行進などの開会式は催されず、開幕試合に出場する2校と選手宣誓する星主将が参加して開始式が実施される。

 今大会は南部地区の女子マネジャーが大会・校名プラカード、開始式の司会進行を担当する。

 大会プラカードを持つ浦和学院の青木響さん(3年)はリハーサルを終え、「最初で最後のいい経験。本番は(プラカードに飾ってある)ひまわりで顔が隠れないようにしたい」とほほ笑んだ。

 選手宣誓を務める星野の星主将は「やっとこの時が来たという思いでわくわくする」と晴れ舞台を待ち望んだ。

 熊谷地方気象台によると、9日の天気は曇り時々雨。同日のさいたま市の予想最高気温は27度。

本番へ息ぴったり 及川さん舘石さん

 浦和北の及川詩保さん(3年)と市浦和の舘石愛華さん(3年)の2人は、開始式で司会を担当する。「リハーサルだけど緊張した」と及川さん。舘石さんは「なるべくはっきり聞こえるように意識した」と準備は万端だ。

 各自で練習してきた2人は大舞台に向けて息がぴったり。及川さんは「選手たちに気合を入れるように元気よく司会をしたい」と話し、舘石さんは「去年、(開会式の司会が)できなかった先輩たちのことを思いながらやりたい」と2年分の思いを胸に本番を迎える。

(埼玉新聞)

選手ら「開会式」リハーサル 149チームの夏きょう開幕

 第103回全国高校野球選手権埼玉大会が9日、さいたま市大宮区の県営大宮球場で開幕する。甲子園をめざし、160校149チームが熱戦を繰り広げる。1、2回戦は無観客で学校関係者のみ入場とし、3回戦から決勝は完全前売り制の有観客試合となる。決勝は27日に同球場で行われる予定だ。

 開幕日は例年、全チームが入場行進をする開会式を行っていたが、今年は開幕試合を戦う東農大三と川越南のみが参加する「開始式」を午前9時から行う。県高野連の神谷進専務理事による開会宣言や坂上節会長のあいさつなどの後、星野の星静流主将(3年)が選手宣誓をする。

 8日午後、同球場で行われたリハーサルで星主将は「やっとこの時が来たとワクワクしている。一般の観客はいないが、見てくれた人に思いが伝わるようにしたい」と話した。

 開幕試合は午前11時開始予定。小学生が参加する始球式は今年は行わない。雨天の場合は開始式のみ実施し、開幕試合は10日に順延となる。

あさチケなどでチケット前売り

 3回戦以降の全席はチケット販売サイト「あさチケ(朝日チケット)」とコンビニで同時発売する。発売は原則、観戦予定試合の1週間前の午後2時~当日午前9時。価格は一律1千円。小学生以下や障害者(付き添い1人を含む)は無料で前売り券なしで入場できる。

 詳細は、県高野連HPかあさチケの大会用サイト(https://l-tike.com/st1/asahi-id-top-16)で。

公式ガイド本「真夏の球宴」各球場で販売

 県高野連の埼玉大会公式ガイドブック「真夏の球宴」が完成した。

 今年も県内の東西南北4地区を代表する監督が座談会形式で注目チームや選手、大会の見どころについて語っている。昨夏から今春の各大会の記録や出場全チームの選手一覧も掲載。表紙は、今年の春季県大会ベスト4の学校の選手らが飾る。

 B5判94ページで一部500円(税込み)。一般客向けには、3回戦から各球場で販売する。

(朝日新聞埼玉版)

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