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<浦和学院だより>一夜明け優勝実感「休養で気持ち切り替え」

【写真】優勝を報じる紙面に目を通す浦和学院の選手たち=29日午前、浦和学院高校野球部グラウンド

 28日の全国高校野球選手権埼玉大会決勝で昌平に10-4で快勝し、3年ぶり14度目の甲子園出場を決めた浦和学院は優勝から一夜明けた29日、練習を行わずに休養。森監督は「大会期間中は寝付けなかったが、昨日はよく寝られた」と笑顔で語った。

 午前9時に集合したナインは、校舎内で甲子園で着用するユニフォームの採寸やミーティングなどを行った。食堂や寮でつかの間のオフを過ごし、県大会で蓄積した疲労の回復に努めた。全7試合に出場した藤井は「優勝できてうれしいけれど、気持ちを切り替えないと甲子園で活躍できない。この休日を大事にしたい」と話した。

 選手たちは、栄冠を報じる埼玉新聞の特集紙面を読み、「すごくたくさん載っている」などと談笑。主将の吉田瑞は「いろいろな方々に支えられていることを改めて実感した。まずは、優勝できて良かった」とほほ笑んだ。

 昨夜は、普段使用を禁止されているスマートフォンが一時的に選手たちの手元に返され、両親や中学校の恩師に連絡を取ったという。決勝で5打数3安打4打点と勝利の立役者になった吉田匠は「福島に住んでいる両親に連絡を取った。『おめでとう』と言ってもらえて、両親には感謝の気持ちしかない」と喜びを実感していた。

 チームは30日から練習を再開。全国大会の組み合わせ抽選会は、8月3日にオンラインで行われる。

(埼玉新聞)

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