春季県高校野球地区大会の組み合わせが5日、東西南北の各地区で決定した。地区大会の参加チームは134チーム(連合は5チーム)。4地区とも9日に開催し、順調に日程を消化すれば、15日に地区から県大会に出場する42チームが出そろう。
今春の選抜大会で4強入りし、昨春から県内公式戦20連勝中で県大会4季連続優勝を狙う浦和学院をはじめ、昨秋の県大会で8強入りした花咲徳栄、上尾、聖望学園、大宮東、浦和実、浦和麗明、川越東は県大会から出場する。
昨夏の埼玉大会準優勝の昌平は、東部I組1回戦で松伏・草加南・越谷総合の連合チームと対戦。2019年王者の春日部共栄は、東部C組代表決定戦で越谷南と越ヶ谷の勝者と顔を合わせる。
県大会は19日、地区大会を免除された8チームを加えた50チームで組み合わせ抽選会を行い、23日に開幕。決勝は5月4日に実施予定。春季関東大会(5月21~24、28、29日・栃木)には、上位2チームが出場する。
地区大会は原則、無観客で行われ、野球部とその保護者、学校関係者のみが入場できる。県大会は有観客で実施予定。
昨春同様、選手登録は25人。登録メンバーから試合ごとに20人をベンチ入りさせる。
雨などで試合が中断した場合、翌日以降に中断時点から試合を再開する「継続試合」は、今回の地区、県大会では導入しない。
(埼玉新聞)