【写真】公式戦初打席で本塁打を放った浦和学院・三上(左)と4安打と活躍した小林
(25日・県営大宮ほか)
第3日は2回戦8試合を行い、市浦和がDシード浦和麗明に1-0の完封勝利。選抜大会4強のAシード浦和学院は、本庄に9-0の七回コールド勝ちした。
市川越はBシード聖望学園に7-6で競り勝ち、Aシード花咲徳栄は庄和に10-0の五回コールド勝ちした。このほかに大宮東、上尾、浦和実、川越東のシード勢がそれぞれ3回戦に進出した。
第4日は26日、県営大宮など4球場で2回戦8試合が実施され、16強が出そろう。
浦和学院、新戦力が台頭
今春の選抜大会後、初の公式戦となった浦和学院は、新戦力が台頭し、13安打9得点で快勝。
「甲子園に出られなかった選手に頑張ってもらいたい」と森監督の起用に選手たちが応えた。まずは投手陣。球威がある月野と制球力が武器の綿引がそれぞれ1安打の継投で5回無失点に抑えた。打線は、4-0の三回2死三塁に代打の三上が公式戦初打席で県営大宮の左翼席上段に2ランを放った。
選抜大会では、スタンドで太鼓をたたいていた三上は「これからも監督の期待に応えたい」とアピールを続ける。
(埼玉新聞)
試合結果
春季県大会・2回戦(4/25・県営大宮)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
本庄 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
浦和学院 | 1 | 2 | 4 | 0 | 1 | 1 | x | 9 | ||
(7回コールド) |
【浦】 | 月野、綿引、野口、伊丹-高山、近内 |
【本】 | 寿永、小島、富田-岩崎 |
本 | 三上(浦) |
三 | 小林(浦) |
二 | 高山、喜屋武、大勝(浦) |
浦学スタメン
打順 | 位置 | 選手名 | 学年 |
1 | 左 | 大勝 | 3 |
2 | 遊 | 大内 | 3 |
3 | 捕 | 高山 | 3 |
4 | 中 | 伊丹 | 3 |
5 | 右 | 喜屋武 | 2 |
6 | 三 | 八谷 | 3 |
7 | 一 | 三井 | 1 |
8 | 投 | 月野 | 2 |
9 | 二 | 大勝 | 3 |
浦和学院・三上栞汰が公式戦初打席で本塁打
センバツ4強の浦和学院が7回コールド勝ちで初戦を突破した。
センバツ後初の公式戦で、森大監督は「新戦力が活躍していたので使ってみたかった」。エース左腕・宮城誇南(3年)、4番・鍋倉和弘(3年)を25人の登録から外し、出場機会の少なかった選手を起用。その期待に応えたのが公式戦に初めて登録された192センチ、103キロの三上栞汰(かんた・3年)だった。
3回2死三塁、代打で登場するとカウント3-1からの内角高め直球をフルスイング。高々と上がった打球は左翼の芝生席上段へ落ちた。公式戦初打席での初安打が2ランとなり「期待に応えたかったです」と笑みを浮かべた。パワーを誇る右打者は「打は粗さがあって守りも課題があった」(森監督)とメンバー入りを果たせず、センバツではアルプス席で太鼓をたたいていた。「勝ちに少しでも響くように応援していました」。大会前に調子を上げて公式戦で初めてメンバー入り。一振りで結果を出した。森監督も「完璧でしたね。悔しい思いもしてきましたし、狙い通りのスイングをしてくれました」とほめたたえた。
1年生の三井雄心も7番・一塁で先発し3打数1安打。投げては先発した右腕・月野龍(2年)が3回を1安打、無失点に抑えるなど新戦力が台頭。「下級生や出られなかった選手がよく活躍してくれて、いい試合ができました」と森監督。3季連続の甲子園へ、戦力がさらに厚みを増してきた。
(スポーツ報知)
浦和学院、春季初戦コールド発進 三上が代打で2ラン
選抜大会4強の浦和学院は、春季大会初戦を三回の代打・三上栞汰(かんた)内野手(3年)の左越え2ランなど計13安打で9点を奪い、七回回コールド勝ちした。
選抜大会時は、アルプス席で太鼓をたたいて応援していたという三上は、192センチ、103キロで右打ち。公式戦初出場、初打席で本塁打を放ち、「監督から、使ってくれるチャンスがあるからと聞いていて、それがきょうだった。期待にこたえたいと思って打席に入った。打ったのは真っすぐ。自分の長所、特徴を生かせていなかったので、バットを下におろし、振り切ることだと思った」と振り返った。
森大監督は、「初戦は新戦力でという形できて、投手陣も打者も結果を出してくれた」と笑顔を見せた。
浦和学院の”ラオウ”三上が代打で公式戦初打席を2ラン 192センチ、103キロ
春季高校野球埼玉県大会大会で選抜大会4強の浦和学院が本庄との初戦(2回戦、県営大宮公園)で三上栞汰(かんた)内野手(3年)の2ランなど猛攻を見せ、9-0で七回コールド勝ちした。
背番号「21」が小さく見える192センチ、103キロの右打者の三上は、公式戦初打席の三回2死三塁、代打で豪快に左翼席上段に運んだ。
「(カウント3-1で)真っすぐしかないないと思って振った。森監督からチャンスがあるからと聞いていて、それがきょうで、期待に応えたいと思った」
選抜大会時はアルプス席で太鼓をたたいて応援していたが、190センチ、104キロの巨体でオリックスの主砲・杉本裕太郎外野手の映像を見て豪打を描いてきた。夏に向けて戦力アップを求めるチームに1号(通算5号)でいよいよ〝浦学のラオウ〟が台頭してきた。
(サンスポ)
センバツ4強の浦学、公式戦初打席の代打・三上が2ラン 初戦コールド発進
今春センバツで4強入りした浦和学院が七回コールドで初戦を突破した。代打で出場した三上栞汰(かんた)内野手(3年)が公式戦初打席で初本塁打となる2ラン。「森監督からチャンスがあると言われていて、期待に応えたい気持ちだった。打った瞬間入るかなと思った」と納得の一発だった。
192センチ、103キロと恵まれた体格から放たれた打球はきれいな放物線を描き、左翼フェンスを越えた。三回2死二塁で打席に立った三上はカウント3-1からインコース高めを強振。「真っすぐしかないと思っていた。100-0で真っすぐを狙っていた」。ダイヤモンドを悠々と一周し、本塁を踏むと、雄叫びを上げた。
今大会が公式戦初のメンバー入り。センバツではスタンドから太鼓を叩いて声援を送っていたという。打撃を買って代打に送り出した森大監督も「完璧だった。彼も悔しい経験をしてきている。狙い通りのスイングをしてくれた」と称賛した。
「これからも出るチャンスがあるなら期待に応えたい」と三上。打撃でチームに大きな勢いを付ける。
(デイリースポーツ)
センバツ4強の浦和学院が圧勝 身長差29センチの「凸凹コンビ」がレギュラー取りをアピール
センバツ4強の浦和学院が7回コールドで圧勝した。
身長差29センチの「凸凹コンビ」がレギュラー取りをアピールした。
1番中堅で先発出場した身長163センチ、63キロの小林聖周外野手(2年)は、「先頭が大事。何が何でも本当に振るんだ、という気持ちで打席に入りました」と、4打数4安打4打点に2盗塁とチャンスメーク。センバツでは2年生ながら1番中堅として出場。準々決勝、準決勝ともに無安打。「悔しい結果。必ず夏、借りを返しに行く、という気持ち。僕はまだレギュラーではないので、センバツが終わってからも頑張ってきました」。ゆったりと構え、インパクトの瞬間に力を込める。「振りまけないために、スイングスピードを上げるために、ティーバッティングの練習や、センター返しを忠実に。基本にかえり練習してきました」。積極的に、バットを振り、初戦からアピールした。
3回には2死二塁から、身長192センチ、103キロの大きな体の三上栞汰内野手(3年)が代打で登場。カウントが1-3から「真っすぐしかない」と振り抜いた打球は左越え2ラン。「打った瞬間、入ったと思った」。公式戦初打席、初安打が初本塁打。「バットを下に下ろすイメージでフルスイングです」と、持ち味を一打に込めた。
森大監督(31)は「今日は下級生と甲子園で出られなかった選手たちが課題だよ、と話をしてきた。本当にその選手たちが活躍してくれて、いい試合ができたと思います。うれしいですね」と笑顔。夏へ向け、選手層の厚さを見せつけた。
(日刊スポーツ)
浦和学院に1メートル92、103キロの新大砲 センバツで「太鼓担当」の三上栞汰が公式戦初打席で2ラン
浦和学院は、4強入りした今春のセンバツ大会後、初の公式戦で本庄に9-0で7回コールド勝ちした。
1メートル92、103キロの体躯を備える右打者・三上栞汰(かんた=3年)は3回に代打で公式戦初出場。左越え2ランを放ち「どうしても森(大)監督の期待に応えたい気持ちで打席に立ちました」と笑顔で振り返った。
センバツではベンチ入りできず太鼓を叩いて応援。持ち味の長打力をアピールして背番号21で公式戦初のメンバー入りを果たした。
(スポニチ)