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浦和学院高野球部・森士前監督ら さいたま市文化賞を受賞

【写真】さいたま市文化賞の表彰を受けた(前列左から)栗木京子さん、鶴見清一さん、西野朗さん、森士さんと(後列左から)清水勇人市長、阪本克己議長=1日午前、さいたま市中央区のホテル

 さいたま市は1日、2022年度市表彰式を開催し、市文化賞を受賞したサッカー日本代表元監督の西野朗さん(67)、浦和学院高校硬式野球部前監督の森士さん(57)ら4人に、清水勇人市長が表彰状と記念品などを贈呈した。2人は子どもたちへのスポーツ普及や育成に、地域貢献していくと抱負を語った。

 清水市長は式辞で「輝かしい功績とたゆまぬ努力に、心より敬意を表し感謝を申し上げる。それぞれの分野で後に続く人々の目標として、ますます活躍することを期待いたします」とたたえ、阪本克己市議会議長が祝辞を述べた。

 西野さんは表彰式後、「大変栄誉ある賞を頂き、うれしい思い」と取材に応えた。サッカーどころの浦和で生まれ育ち、素晴らしい指導者や環境に恵まれ活動を続けてこられたという。現在は市内に戻り、「サッカーを通して、地元にこれから恩返しをしたい。子どもたちへの普及や育成の面で、微力ながら活動していく」と抱負を語った。

 森さんは「感無量。立派な賞を頂き、地域に違う形で貢献しなくてはいけないと重圧を感じている」。地域スポーツクラブを先月開設した。学校の部活動が地域クラブに移行していくことから、受け皿となる活動を目指す。野球人口の減少が進んでいるとして、「子どもたちに野球をする喜び、楽しみ方、魅力を伝えていきたい」と話していた。

 市表彰式は毎年秋に開催していたが、本年度から「さいたま市民の日」の5月1日に開催する。市文化賞では歌人の栗木京子さん(67)、市文化協会理事長の鶴見清一さん(76)、市政功労賞の14人・3団体(1団体欠席)も表彰された。

(埼玉新聞)

サッカー日本代表前監督・西野さんら さいたま市文化賞を受賞

 文化芸術やスポーツの分野で功績があった、さいたま市ゆかりの人に贈られる市文化賞の表彰式が1日、同市内であった。

 受賞したのは、ともに同市出身で、サッカー日本代表前監督の西野朗(あきら)さん(67)と浦和学院高校(同市緑区)野球部前監督の森士(おさむ)さん(57)をはじめ、市の現代短歌新人賞の選考委員を長年務める歌人の栗木京子さん(67)、市文化協会理事長の鶴見清一さん(76)の計4人。清水勇人(はやと)市長は式で「これからも、それぞれの分野で後に続く人の目標として活躍し、市政の発展を支えてほしい」とたたえた。

 2018年サッカーW杯で日本代表を16強に導いた西野さんは、式後の取材に「栄誉ある賞でうれしい。子どもたちへのサッカーの普及や育成面で活動し、市に恩返ししていきたい」と意気込んだ。

 昨夏まで30年間にわたって浦和学院を率い、13年の選抜大会で優勝に輝いた森さんも「地域貢献しなければという思いを新たにした。野球人口が減少しているので、野球界全体の底上げをしたい」と語った。

 このほか、14人と3団体には市政功労賞が贈られた。市は昨年から、市制施行日に当たる5月1日を「さいたま市民の日」としている。

(東京新聞埼玉版)

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