【写真】左腕・伊藤充輝投手が7回1失点の好投
◆練習試合 浦和学院9-4山梨学院(4日・浦和学院グラウンド)
高校野球の練習試合が4日に解禁され、昨秋の関東大会初戦敗退の浦和学院(埼玉)が、関東王者でセンバツに出場する山梨学院を破った。
先発の左腕・伊藤充輝投手(新3年)が、タレントぞろいの山梨学院に対して7回1失点の好投。チェンジアップがさえ、8三振を奪った。「昨年の秋の前は最速が139キロだったのが、今は144キロ。筋力が付いて球が強くなったことで、変化球も生きるようになった」と森大監督(32)は成長を認めた。
打線は14安打9得点。山梨学院はエース・林謙吾投手(同)が登板しなかったとはいえ、鋭いスイングで圧倒した。1番・小林聖周外野手(同)が3安打でチームをけん引。4番・喜屋武夢咲(きゃん・ゆめき)外野手(同)、元西武投手の三井浩二氏を父に持つ5番・三井雄心内野手(新2年)が豪快な本塁打を放った。
(スポーツ報知)
山梨学院が浦和学院に敗戦も主軸抜てき徳弘太陽3安打「初戦からこんなに打てると思わなかった」
高校野球の練習試合が解禁となった4日、今春のセンバツに出場する山梨学院は浦和学院(埼玉)と今年初の対外試合を行い、4-9で敗戦した。
チームは浦和学院の先発左腕・伊藤充輝投手の投球に苦戦し、7回5安打1得点7三振と抑えられた。ドラフト候補の高橋海翔内野手(2年)も快音を響かせることは出来なかった。
そんな中で活躍を見せたのが徳弘太陽外野手(2年)だ。昨年まで主に「7番」を担っていたが、初めてクリーンアップに抜てき。1打席目からカットボールを左前に運ぶなど、4打数3安打と結果を出した。「初戦からこんなに打てると思わなかった。神宮(大会)から調子が上がってきていて、それがキープできている」と話した。
8回には1死から右中間二塁打でチャンスをつくり、佐仲大輝捕手(2年)の左前適時打で生還した。吉田洸二監督(53)は「徳弘は良かった。それが今日の収穫」と、うなずいた。
(日刊スポーツ)