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春季県高校野球地区大会、組み合わせ決定 10日から原則無観客

 春季県高校野球地区大会の組み合わせが5日、東西南北の各地区で決定した。地区大会の参加チームは137チーム(連合は7チーム)。4地区とも10日に開幕し、順調に日程を消化すれば県大会に出場する42チームが15日に出そろう。

 2大会連続の春季県大会優勝(昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止)を狙う春日部共栄をはじめ、昨秋の県大会で8強入りした昌平、細田学園、大宮東、川越東、花咲徳栄、山村学園、川口市立は県大会から出場する。

 中止となった昨夏の全国高校野球選手権埼玉大会の代替として行われた夏季埼玉県高校野球大会を制した狭山ヶ丘は、西部J組1回戦で坂戸との顔合わせ。2018年以来、2大会ぶりの頂点に挑む浦和学院は、南部B組代表決定戦から登場し、大宮工と浦和麗明の勝者と対戦する。

 県大会は20日、地区大会を免除された8校を加えた50チームで組み合わせ抽選会を行い、23日に開幕。決勝は5月4日に実施予定。春季関東大会(5月15~18、22、23日・山梨)には、上位2チームが出場する。

 新型コロナウイルスの感染状況が依然として予断を許さないことから、地区大会は原則、無観客で行われ、野球部員とその保護者、学校関係者のみが入場できる。また、今年から春の県、地区大会は選手の負担を考慮し、選手登録を従来の20人から25人に拡大。登録メンバーから試合ごとに20人をベンチ入りさせる方式に改められた。

 1948年に春季県下高校野球大会として始まって以来、昨年初めて取りやめとなった春の大会が、2年ぶりに幕を開ける。

(埼玉新聞)

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